米食品医薬品局(FDA)は11日、BSE(牛海綿状脳症)対策を強化
するため、BSE原因物質が蓄積しやすい牛の脳など特定危険部位について、
医薬品原料としての使用禁止を決めた。
パブリックコメント(意見公募)を経て、問題がなければ実施する。
医薬品原料として使用が禁止されるのは、月齢30カ月以上の牛の脳、頭蓋
(ずがい)骨、眼球、脊髄(せきずい)など。
BSE感染牛の典型的症状とされる歩行不能なダウナー(へたり)牛は全部位
の使用を禁止する。
人間だけでなく、家畜用の医薬品も対象。
医薬品メーカーには、新規制の順守状況を記録に残すことも義務付ける。
ニュースソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007011200362