三菱重工業は25日、香港で2008年5月に完成予定の高さ490メートルの
超高層ビル「国際貿易センター(環球貿易廣場)」の空調向けに、高性能
ターボ冷凍機6台を納入すると発表した。
受注額は数億円。
今回の納入をきっかけに、中国など東アジアで同冷凍機の販売拡大を図る。
ターボ冷凍機は、圧縮された高圧の冷媒ガスを液化・減圧させることで冷水を
空調機に送り、室内を冷やす大型空調機。
出荷する冷凍機の1台当たり冷凍能力は、零度の水を24時間で1トンの氷に
する能力を示す冷凍トン(RT)換算で2056RT。
冷媒にオゾン層を破壊しない「HFC134a」を採用したほか、多機能マイコン
制御の導入などで運転性能も高めた。
ニュースソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2006122500648