この秋、がぜん注目を集めている「エクレア」。チョコレートがかかった細長い
シュークリーム、というイメージはもう古い!? フランス発の目にも楽しい
カラフルなエクレアが日本でもブームの兆しを見せている。(榊聡美)
■楽しみ方は日本風
どちらかといえば地味なスイーツだったエクレア。本国、フランスでも同様だったが、
近ごろではバリエーションが広がっている。
「エクレアはフランス人が子供のころから親しんでいるお菓子。どこの菓子店にもある
けれど、どこもチョコレートとモカの2種類しかなかった」。フランスの高級食料品店
「フォション」の洋菓子担当エグゼクティブシェフ、クリストフ・アダン氏はそう説明する。
同氏は遊び心とモダンな感覚でフランスの伝統的なスイーツであるエクレアを“変身”
させ、そのバリエーションは何と20種類にもおよぶ。その一部は日本でも販売され、
人気を呼んでいる。日本橋高島屋(東京)の地階にあるフォション・ブティックには、
銀箔(ぎんぱく)が飾られたものあり、黄色とピンクのアートな模様のものあり…。
従来のイメージを覆す6種類のエクレアが人目を引いている。
見た目だけでなく、中に詰まっているクリームもキャラメル、紅茶、マロンなど、従来の
カスタードとはひと口もふた口も違うものばかり。
>>2に続く
▽News Source Sankei Web 2006年11月04日20時49分【2006/11/05 東京朝刊から】
http://www.sankei.co.jp/news/061105/bun000.htm ▽ポップな色彩のもの、ヘーゼルナッツやマロンなど季節の素材を使ったものなど新感覚の
エクレアが人気。価格は400円前後=日本橋高島屋「フォション・ブティック」
http://www.sankei.co.jp/news/061105/bun000-1.jpg ▽「マムールエス エチカ表参道店」には5色のエクレア(1個200円)が。さくっとしたシューと、
とろりとしたクリームの食感が楽しい
http://www.sankei.co.jp/news/061105/bun000-2.JPG