グリーンピース(スイス)によると、スイス最大の小売企業・ミグロが、2007年半ばから
遺伝子組み換え体(GMO)を含む飼料で育てられた動物由来の肉の販売をやめると発表した。
グリーンピースは今年7月、GM作物栽培を助長する食品を廃絶するためにミグロに対する
抗議行動を行ったが、ミグロのこの決定はこれに応えるものという。
コープ等3つの小売大手も、数週間前にこのような肉を販売しないか、
それを可能にする解決策を探ると発表したという。
スイスではGM飼料の主な原料となるGMトウモロコシ・大豆は栽培されていないから、
この措置は外国の貿易相手にかかわる。
Pas d’OGM pour la viande importee,06.10.12
http://info.greenpeace.ch/fr/genie/communiques/121006 ただ、スイス企業の行動だけでは、GM作物栽培の拡大に歯止めをかけるには力不足だ。
EUでもGM飼料で育てられらた動物の肉・乳・卵に表示義務はない。
従って、米国や南米から大量のGMトウモロコシ・大豆が飼料用に輸入されている。
日本や中国も同様だ。
ソース
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/06101302.htm