日本自動車工業会が29日発表した8月の自動車生産・輸出実績によると、輸出が前年同月比23.9%増の
45万255台。13カ月連続でプラスとなり、8月では90年代以降で最多となった。
これに伴い生産も同15.7%増の81万1944台と10カ月連続で伸び、8月では過去4番目に多い水準となった。
原油高騰の影響を受けて、北米などで小型の日本車人気が続き、不振の国内販売を補う形で生産を押し上げている。
輸出は乗用車だけで見ると同26.2%増の39万6600台。13カ月連続のプラスで、8月として過去最高だった。
アジア向けなどが落ち込んでいたトラック輸出も中近東向けに伸び、同5.7%増の4万5788台と14カ月ぶりに
増加に転じた。
輸出総数を地域別にみると、米国が同53.4%増の16万8084台で、19カ月連続のプラス。
欧州もロシア向けなどが好調で同4.5%増の8万7921台と、8カ月連続のプラスだった。
中近東は同26.6%増の5万3797台で2カ月連続のプラス。
ソース
http://www.asahi.com/business/update/0929/185.html