欧米の有力銀行がインドで収益を拡大している。
米シティバンクなど外銀上位5行のインド国内支店の総収入は2006年3月期に国内勢を上回る35%増となり、
純利益も4割近く伸びた。企業・個人向け融資の利子収入がけん引役だ。
09年とみられる外資によるインド民間銀のM&A(企業の合併・買収)解禁をにらみ、基盤を固めている。
各行が開示したインド国内支店の前期業務報告書によると、総収入でみた外銀上位はシティ、
英スタンダード・チャータード銀行、英HSBC、オランダのABNアムロ銀行、ドイツ銀行の順。
5行の総収入は計1430億ルピー(1ルピー=約2.5円)で、外銀28行の前期総収入(1743億ルピー)の8割を稼いだ。
ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060926AT2M2502C25092006.html