【自動車】ホンダ:稲わらからバイオエタノール製造新技術開発…ブラジルで小型車量産へ [06/09/14]
1 :
明鏡止水φ ★:
2 :
明鏡止水φ ★:2006/09/14(木) 23:26:50 ID:???
【自動車】ホンダ、食用以外植物由来の再生可能資源からエタノール製造新技術を開発…大幅な増産可能と展望 [06/09/14]
ホンダの子会社である本田技術研究所と財団法人 地球環境産業技術研究所(RITE)は、
サトウキビやトウモロコシ以外の植物からエタノールを製造する技術を開発したと発表した。
本田技術研究所では、「サトウキビやトウモロコシの糖質や澱粉質などからバイオエタノール
を製造することは、食用と同じ部分を原料とするため供給できる量に限界がある。今回の
共同開発では、これまで困難とされてきた稲藁など食用に適さない植物の茎や葉といった
セルロース類からアルコールを製造する技術の基盤を確立。バイオエタノールの大幅な増産を
可能にする」と展望を語った。※セルロース類は、植物の繊維質の主成分。 【編集部:濱健幸】
▽News Source AUTO GALLERY NET 2006年09月14日
http://www.auto-g.jp/news/200609/14/topics05/index.html
3 :
明鏡止水φ ★:2006/09/14(木) 23:26:59 ID:???
【自動車】ホンダ、バイオエタノール車量産へ…ブラジルで発売 [06/09/14]
ホンダは14日、植物由来の燃料「バイオエタノール」だけで走る小型乗用車を、日本のメーカー
として初めて量産する方針を明らかにした。
年内にまず、バイオエタノール車の普及で世界一のブラジルで製造・販売を始める。バイオ
エタノールは、地球温暖化対策として有力視されていることから、日本政府も普及を目指して
いる。ホンダは、日本市場への投入もにらみ、ハイブリッドなどと並ぶ環境技術の柱にする戦略だ。
エタノールは酒の成分の一種で、植物のサトウキビやトウモロコシから採取されるものをバイオ
エタノールと呼ぶ。自動車燃料とする場合は、ガソリンに混ぜたり、ガソリンの代わりに使う。
ホンダが発売するのは、純度100%のバイオエタノールにも対応する「フレックス・フューエル」
タイプの車(FFV)で、シビックとフィットをベースとする。ブラジル工場で年間計6万5000台生産
している両車種のうち、半数の約3万台をバイオエタノール車に切り替える方針だ。
日本メーカーは海外市場で、バイオエタノールの混合比率が10〜25%程度まで対応する車を
市販しているが、バイオエタノールだけで走る本格的な対応車は初めてとなる。地球温暖化を
防ぐための京都議定書では、バイオエタノールを燃やして排出される二酸化炭素は、植物が吸収
したものを大気に戻すだけと考えて、排出量ゼロとみなされるため、環境対応の燃料としても
注目されている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2006年9月14日14時48分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060914i303.htm
4 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:33:21 ID:Lkwuib5k
強制徴農だ!!!
アシモ
5 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2006/09/14(木) 23:39:23 ID:4vxfpy2M
セルロースからアルコールを効率良く生産する技術があれば
ワラより海藻のセルロースからアルコール生産するのを
検討した方がいいね
6 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:39:42 ID:joa88/Qq
その加工機械を動かすのに大量の化石燃料が使われるんだろ
早く海洋水素プラントを実用化させやがれ!
8 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:41:36 ID:/VL0zGJQ
この方法でもアルコールの収率は5-10%
ここから蒸留してアルコールを分離するわけだけど、この操作が曲者
この部分のエネルギー効率を大きく改善する技術が開発されたら、
まじで石油いらなくなるな。
9 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:44:16 ID:Qx3bTEAr
DQN車メーカーが偉そうに
バック・トゥ・ザ・フューチャーで未来のデロリアン号は生ゴミ入れてそれを燃料にするよな
ああいうのが将来できるんだろうか
11 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:45:38 ID:8FjTrhaV
捨ててるものから燃料を作るのは理想的だ。
生ゴミやウンコも将来活用できればいいな。
そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えている
という事実も、多少気になるところだが。
12 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:48:56 ID:/VL0zGJQ
>>5 海藻に含まれるセルロースも恐らく問題なく使える。
ただし難点があって、海藻にはアルギン酸などの一般の菌が資化できない
多糖類も多く含まれている。
実際に運用するとなると、これらが大量に発生することになる。
そして、高濃度に含まれるヨウ素、砒素、重金属類がその処分の際に大きな問題となる。
遺伝子操作して、アルギン酸資化の菌に改良できたなら本当にすごいことです。
13 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:50:13 ID:fMiBexsg
ブラジル市場で大手のところはみんなフレックス燃料車やってるのに、
日本勢だけ出遅れてたけど、やっと追いついたってだけの話だな。
15 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/14(木) 23:56:48 ID:rFgfF68R
産油国には脅威だな
16 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:00:02 ID:XXU0RKtw
蒸留しないでアルコールを分離できる技術を確立出来れば、ノーベル賞を貰える?
17 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:01:15 ID:LO1cnJu/
産油国は仕事もしないで、贅沢三昧だからな
最近ではロシアが調子に乗ってるし、アブラモビッチとか名前からしてふざけすぎ
ちょっとビビらしてやらんとな
18 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:11:11 ID:A8Y2mcXf
チョンコキムチで動く車はまだニカ?
19 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2006/09/15(金) 00:11:57 ID:YgKFwyox
そもそも牛さんがルーメンの中でセルロースを
高級アルコールに代えて栄養にしてたわけですから・・・
ステーラ海牛が滅んだのは残念だったな、奴らの胃の中に
いた微生物なら海藻からアルコールを作ってくれたかもね
20 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:16:02 ID:A8Y2mcXf
稲わらをまとめてくれるコンバインを出して
それを業者が田んぼから回収、というシステムが必要ですね
新しいコンバイン開発、費用とかが必要になるから、これは容易に行きませんな
現実問題。
21 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:20:23 ID:wiqyQcI0
個人的には工程が機械化できずに人手に頼る方が望ましいな
南北格差を是正する効果が大きいからね
22 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:41:31 ID:A8Y2mcXf
>21
そんなことばっか考えるようになると、アカ、になるぞ
やめておけ。
23 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 00:42:34 ID:+Cv0m7Ii
水素の製造って難しいんだね。
オレは水を電気分解すればたくさん作れると思っていたよ。
24 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 01:18:37 ID:A8Y2mcXf
>23
別に難しくないよ
水素なんて作っても得なんてしないから、誰も作らないだけで。
減反政策が悔やまれるな。
沖縄もぬか喜びの予感。
>9
その手の層は無理してでも車を買うので、売り手から見れば非常に美味しい人間。
むしろそういった人間達の金が、技術開発に役立ち社会に上手く還元されると考えればいい。
農業切り捨て政策を推し進める自民党下では夢の話だな
麦わらなどは食料にならなくても有機肥料として土に還元させる必要があるだろ。
土が痩せれば収穫が減る。収穫が減ればエタノールの生産量も減るから元も子も
ないと思うんだが……
29 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 08:24:29 ID:nMobh31M
>>28 新聞では雑草でもOKとか書いてあったぞ。
>>28 実際は燃やしてしまったりしてたわけだけどね
鹿児島でやってる実証プラント、20億だったっけ。
あれも木くずから作ってるけど、純度の高い物しか使えない。
32 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 10:29:48 ID:FVbdL39X
コスト的には、砂糖きびがりに大量の安い人材を使えるブラジルにはかなわないと思うが。
日本では無理か。
33 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 10:33:32 ID:Hz7KRUXG
34 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 11:51:37 ID:qo8pbSeO
日本でやれ!!
35 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 11:55:06 ID:sl6FxHsJ
日本は森林大国だから
生きている木から液体燃料を取り出す方法を開発すべき
36 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 11:57:44 ID:ABiFp30N
>>28 現状でも堆肥に回るのはごく一部で、大半は廃棄されていたわけだから
問題はないんじゃないか?
37 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 12:00:24 ID:czp+WIDo
あんまり、やりすぎるとアメリカの石油利権脅かして
世界の車市場から追い出されるよ。
>>37 アメリカの穀物メジャーの力も甘く見てはいけない。
39 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 12:15:34 ID:pbFtkAuE
アサヒビールの魔改造サトウキビも捨てがたい
40 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 12:18:12 ID:pbFtkAuE
街路樹廃材を再利用するバイオマスメタノールプラントや
NEDOの石炭液化プラントも捨てがたい
石油なぞイラン!
41 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 12:19:21 ID:s6XbJjYH
石油はガソリンだけに使うわけじゃないし、原油国もそこまで危険視しないんじゃない?
これってシロートの考えかな。実用化されれば石油は大暴落するのかも?
42 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 12:25:58 ID:sl6FxHsJ
>>41 というか、日本は税金でガソリンの値段が高いだけで、エタノールが安いという
わけじゃないから。アメリカなどでは、以前はガソリンの方が安かったんじゃないか?
最近は値上がってるから、今はどうかはわからないけど
44 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 17:31:06 ID:qo8pbSeO
まさにワラジ
デロリアンくるーーーーー
リアルわらしべ長者になるのか
47 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 18:19:20 ID:SpK1S/XS
>>6 それはダイジブ。
ブラジルの工場では、サトウキビを搾り取った、サトウキビカスや葉っぱをボイラーで燃やしてそれを工場の動力にしていた。
いわゆる農業廃棄物を燃やしてそれを動力にする。
48 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 18:21:37 ID:ABiFp30N
こんどはワラが高騰するか!?
49 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 18:34:43 ID:zmvPYpEc
>>23 水素は製造よりも貯蔵が遥かに難しいらしい
50 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/15(金) 18:51:15 ID:UBSKs7s+
実際にはブラジルだと他社はどこもフレックスエンジンとっくに市場に投入しててホンダもトヨタもこの分野でヨソから半周遅れなのに
この記事だとまるで日本メーカーが先頭を走ってるみたいだな・・・
52 :
名刺は切らしておりまして:2006/09/17(日) 22:07:27 ID:tmuKh7Xb
このプロセスのどこに新規性があるのでしょうか?
情報をお持ちの方教えて下さい。
特にセルロースを取り出すところは、オルガノソルブ?水熱?
ただし、稲わらの場合灰分が10%台後半、ヘミセルロースの
割合も木質と比較してかなり高い。
つまり単位重量あたりのエタノール収率はかなり低くなります。
>>28 麦わらは、収穫後、水を入れて田植えをするため、
すき込んでしまうと、作業上非常に邪魔になります。
現状は処分のために野焼きをしてしまい、
問題となっているケースが多々見られます。
成分組成上の話をすると灰分が10%以下と低いので
稲わらよりいいんですけどね。
新規性というか、工業的なプロセスを確立したというところが新規性
なんじゃないのと理解してるけど。