米パソコン最大手のデルが、ノート型パソコンに内蔵されたソニー製の充電池約410
万台をリコール(回収・無償交換)する。情報家電では史上最大規模のリコールとみられ、
回復基調にあるソニーの業績に暗い影を落とす可能性も出てきた。充電池は高性能・
高品質を売り物にこれまで日本勢が世界シェアの大半を握ってきた。ただアジアメーカー
から激しく追い上げられており、日本製のイメージ低下を懸念する声が業界内であがっている。
デルによると、同社製パソコンの過熱・発火事故は全世界で6件発生し、そのうち2件が
日本国内という。
デル日本法人は15日、国内のリコール対策を発表。04年4月から06年7月までに販売
した製品が対象で、充電池の識別番号などを掲載した専用ページ
(http://www.dellbatteryprogram.com)と専用電話(0120・198・437)を開設
した。オンラインで無償交換手続きもできる。
充電池の製造元であるソニーも同日、不具合を認めた。同社によると、微小な金属片が
製造過程で電池内に混入し、パソコン側の充電システムにつなげると、ごくまれに電池内
でショートした状況になり、過熱・発火する場合があるという。
米メディアによると、リコールに伴う費用は3億ドル(約350億円)とも予想される。ソニー
側が大半を負担することになりそうで、07年3月期の連結業績を圧迫する恐れがある。
(中略)
デジタル製品の小型化のカギを握る基幹部品だけに、中国・韓国メーカーも製品開発に
躍起だ。日本のライバル社は「高品質が売り物の日本製のイメージが低下すれば、シェア
競争に悪影響が出かねない」と心配する。
(一部略しました。全文はリンク先へ。)
http://www.asahi.com/digital/pc/TKY200608150542.html 元ニューススレ
米デル、ソニー製電池を回収=PC関連では過去最大規模[08/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1155610449/