【出版】06年上半期出版物販売、雑誌は上半期としては過去最大のマイナスに[08/11]

上半期１．８％減に

今年１〜６月の出版物販売額は書籍が前期比１・７％増の５０８２億円と健闘したものの、
雑誌は月刊誌が３・９％減の４６７９億円、週刊誌は６・９％減の１３３１億円、
雑誌合計で４・６％減の６０１０億円となり、上半期としては過去最大のマイナスを記録した。

出版科学研究所の『出版月報』７月号によると、
書籍は初版200万セットを刊行した『ハリー・ポッター』新刊や、文庫版『ダ・ヴィンチ・コード』などで、
販売金額は前年を１・７％上回ったものの、教養新書ブームで低価格の商品が売れたため、
金額の伸びは部数の伸び（２・３％）を下回った。
ジャンルを超えた動きでは、団塊の世代を狙った中高年市場の活況が目立ち、脳トレーニングやドリル、
大人向け塗り絵などの「脳活性化」ものがヒットした。

雑誌は、月刊誌・週刊誌合計の推定発行金額が２・１％減で発行ベースで前年割れになっている。
月刊誌の返品率は、１、３、４月期に書籍の返品率を上回り、特に４月には返品率が40・７％を記録。
昨年までなら女性誌や分冊百科などの新雑誌が数値を押し上げていたが、
今年はそういう要素がなく、マイナス幅が拡大したという。
本誌の不振を補うために不定期誌は増刊・別冊の新刊点数が２９８６点と２・１％増加。
ムックも増加傾向にある。創刊点数は77点となり前期比37点、発行部数で32・3％の激減。
休廃刊は前年並みの83点で、創刊点数を６上回った。
週刊誌の発行状況は部数で５・０％減、金額で３・８％減。「児童」「女性」「その他」の落ち込みが目立つ。
定期誌のみで見ると発行部数は17・６％減と２年連続の２桁減。02〜04年に点数が急増した反動が出ている。
月刊誌・週刊誌合わせたコミック誌の発行部数は５・４％減。月刊誌が７・１％減、週刊誌は４・０％減。
子ども向け月刊誌は７・５％減、大人向け月刊誌も６・９％減。週刊、月刊ともにコミック誌の縮小が進んでいる。

全国書店新聞
http://www.shoten.co.jp/nisho/bookstore/shinbun/view.asp?PageViewNo=5255

一昔前だと、人と待ち合わせにカフェとか入ったり、通勤の帰りの電車で読むのにとか、
ちょこちょこ雑誌買ってたけど、今携帯もあるし、手持ち無沙汰ってのがなくなってる。

ネットの時代です。
だいたい下らない雑誌が巷に繁殖し杉。

>>3
そうだな、読者の数を考えろよ
限られた読者を奪い合ってどうする？

いまや、単なる広告媒体に成り下がったからねえ
言ってみれば、街頭で配ってるサラ金広告入りの
ポケットティッシュと同じ役目

しかも困ったことに、
ポケットティッシュほど役に立たないわ
受け取る人間にカネ払わせるわ
つくってる日雇い人夫がみょーにプライド高いわ

ひとつひとつのメディアの価値が相対的に薄まってるよな。
広告に依存してる放送なんてかなりやばいんじゃない？
あの高給とどんぶり勘定は維持できるのか？
ネット媒体は社員の給与なんかが最初っから今の現状レベルに抑えられてるからまだいいだろうな。

都会だとあんまり感じないんだろけど
子供の数が田舎じゃシャレにならないくらいな係数で子供人口が激減してるからな

それと、子供用コミックにいまヒット作がないというのがマイナス要因
ムシキングにチカラいれてるみたいだけど、ガキはもう飽きちゃってる
編集者にはそれがわかってないのが痛いわな

コンビニがインターネット喫茶のマンガ本みたいに、
立ち読み客寄せ用に雑誌並べるようになりゃ、そりゃ
雑誌も売れなくなるデショ

>>8
それを言ったら、
書店にとっても雑誌は客寄せだよ。

ネットで十分。
紙のムダ。

まあ、小説もほとんど死にかけてるしね。純文学なんて
読む奴なんてほとんどいないし。今まで、雑誌が情報の
速さで優っていたから、売れていただけで。google 使えば
欲しい情報なんてすぐ手に入る。わざわざ金払ってまで
欲しい情報なんて、あんまりないし