アイエックス・ナレッジは14日、ウイルスメールに似せた訓練用のメールを体験させることで、
従業員のセキュリティ意識の向上を図る法人向けサービス「メル訓」を開始した。
料金は、従業員数200人の場合で84万円。
メル訓では、従業員に抜き打ちでウイルスメールや迷惑メールに似せた訓練用メールを送信する。
訓練用メールには本物のウイルスは含まれていないが、従業員が訓練用メールを開封したり、
添付ファイルを開くと、PCの画面上に警告メッセージが表示される。
そのため、訓練を受けた従業員は、一目でメールの取り扱いに問題があったことに気づくという。
訓練用メールの開封状況をレポートとして集計することも可能だ。
アイエックス・ナレッジでは、「従業員のセキュリティ意識を向上させるためには、
集合教育やeラーニングによって関連知識を教育する方法が一般的だが、危険なメールを実感させることは困難。
メル訓はウイルスメールを安全に体験させ、職場の実践的なセキュリティ意識を向上させる」としている。
( 増田 覚 )
■関連URL
・メル訓
http://www.ikic.co.jp/products/security/merukun.html ■ソース
InternetWatch[2006/07/14 15:43]
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/07/14/12673.html