トヨタ部長ら3人書類送検 リコールせず、欠陥放置
トヨタ自動車が車の欠陥を認識しながら約8年間リコール(無料の回収、修理)を届け出なかったため、
5人負傷の事故が発生したとして、熊本県警交通指導課は11日、業務上過失傷害容疑で同社の
お客様品質保証部長(55)=愛知県豊田市=ら3人を書類送検した。
ほかに書類送検されたのは、前々任の品質保証部長の自動車部品会社役員(62)と、前任の部長で
トヨタのリコール監査室長(58)。
調べでは、トヨタ自動車の品質保証部は1995年から96年ごろにRV車「ハイラックス」のかじ取り装置に
強度不足があることを認識。しかし、歴代の部長3人はリコールを届け出ずに、2004年8月に熊本県で
5人負傷の事故を引き起こした疑い。
(共同通信) - 7月11日17時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000127-kyodo-soci