[フランクフルト 5日 ロイター]
独メディア大手のベルテルスマン[BERT.UL]は、
ソニー<6758.T>と折半出資している音楽合弁会社ソニーBMGの持ち分の一部売却を検討している。
関係筋が明らかにした。
同関係筋は匿名で「基本的にまず半分を売却し、残り半分は後でということだ」と述べた。
また別の関係筋は、合弁事業契約に基づき、
ソニーBMGの出資構成の変更にはソニーの承認が必要としている。
ソニーのストリンガー会長兼最高経営責任者(CEO)は先月、
ソニーBMGの今後の出資構成については、ベルテルスマンが
ベルギーのブリュッセル・ランベール・グループ(GBL) の保有するベルテルスマン株の
買い戻しにより生じる負債をどのように返済するかによって決まる、と述べていた。
ベルテルスマンは5月末にGBLの保有する自社株25%を
45億ユーロ(58億ドル)で買い戻すことで合意している。
ただ、ベルテルスマンのティーレンCEOは、ソニーBMGの再編の可能性を繰り返し否定している。
■ソース
Yahooニュース(ロイター) - 7月5日20時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060705-00000956-reu-bus_all