【酒類】平成17酒造年度の酒類製造状況、純米酒比率が上昇[07/06]
1 :
サルモφ ★:2006/07/07(金) 01:09:08 ID:???
国税庁鑑定企画官室はこのほど、平成17酒造年度(17年7月〜18年6月)の酒類製造概況を
発表した。これは、今年5月末までにとりまとめた全国の清酒、本格焼酎・泡盛、果実酒、地ビール
の製造状況を明らかにしたもの。特に、清酒の製造状況は「前酒造年度とほぼ同数の製造場が
清酒を生産し、製成清酒は総じて高レベルで、純米酒に力を入れる製造場が多くなっていることと、
全体的に特定名称酒の製造比率が上昇している」との傾向が示されている。
【清酒】(1)概況=近年、廃業または休造による実製造場数の減少が続いていたが、今酒造
年度は前酒造年度とほぼ同数の製造場が清酒の製造を行った。一部の地域では、地理的表示に
関する表示基準による清酒の産地指定を受けるなど、地域ブランドの確立への動きが活発になって
いる。また、蔵見学や仕込み体験などの消費者参加型のイベント開催や、嗜好の多様化に
合わせた個性的な清酒の販売など、各地域で様々な活動を意欲的に行う製造場が見られた。
(3)原料の状況=原料米は、昨年のように台風の被害を受けることもなく良好だった。水稲の
作付け品種が一部の高食味米に集中する傾向が続いているため、一部で酒造に適した一般米と
酒造好適米の希望数量を確保できない例が見られた。各地で地元産の酒造好適米の使用が
増加する傾向が続いている。
(4)造り等の傾向=強い寒波の影響を受けた地域では、醪日数が延び、昨年に比べて淡麗な
酒質となった例も見られたが、概ね酒造に適した冷涼な気候だったため、製成酒は総じてレベルの
高いものとなった。特定名称清酒は、昨年同様本醸造酒が減少する傾向にあるが、純米酒に
力を入れる製造場が多くなっており、全体としては特定名称清酒の製造比率が上がっている。
低アルコール清酒は、様々なタイプのものが開発されているが、消費動向に影響を与えるまでには
至っておらず、昨年度と同様の状況。酒粕は、昨年同様取引状況は順調で、価格も品薄感から
上昇傾向が続いている。
引用元(全文はリンク先参照)
http://www.jyokai.com/archives/2006/07/post_971.html >>2-4ぐらいに続く
2 :
サルモφ ★:2006/07/07(金) 01:09:30 ID:???
>>2続き
【本格焼酎・泡盛】東京局、福岡局、熊本局および沖縄事務所管内の稼働製造場は前酒造年度
より増加したが、製造数量はわずかながら減少する見込み。原料別では、甘藷および黒糖製の
伸びは続いているが、他の原料は減少している。
依然、焼酎市場の好調が続くなかで、清酒と焼酎の両方の免許を持つ製造者が焼酎の製造に
力を入れる例や、これまで多くを未納税移入に頼っていた製造者が自社製造に力を入れ始めると
いった例が見られた。また、規制緩和で地域特産原料による製造免許の取得が可能になったこと
から、新規に焼酎製造に参入する製造場も出てきている。
原料の入荷状況は、米、麦、そばおよび黒糖は数量も十分確保でき順調だった。甘藷は一部不足
気味の地域もあったが、大きな支障はなく、価格も安定していた。清酒粕は希望数量を確保できない
ところがあり、価格も大幅に上昇した。
酒質は例年同様良好だが、麦焼酎では常圧蒸留を生かした酒質に変えていこうとする傾向が、
米焼酎では樽貯蔵を主体とする貯蔵酒の取り組みが見られる。黒糖焼酎や甘藷焼酎は全体的に
はきれいな酒質への流れが続いている。
【果実酒】製造数量は前酒造年度並みの地域もあるが、全体としてはやや減少傾向。
製成酒は、品質の良い原料ぶどうを使用したことで、例年以上に原料特性が発揮され、全体的に
良好なものが製造された。また、甲州種の新しい栽培方法が開発され、特徴のある香りを持つ
果実酒の製造に取り組む製造場が見られた。
【地ビール等】地ビールおよび地発泡酒の製造場数は減少している。製造数量も、前酒造年度
より増加している製造場も一部には見られるものの、減少している製造場が多く、引き続き厳しい
状況となっている。このような状況に対し、独創的な製品の開発や新規市場の開拓などに積極的に
取り組む製造場が見られた。(終)
3 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:10:17 ID:aCZeoZfW
3なら・・・・
,. ,ィ´`ヽ、
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└-、_ ( :; " ;:; .,;;::;: 朝 鮮 大 空 襲
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4 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:16:00 ID:i2pc4Yf/
ろくでもない純米酒もあるけど、混ぜモノがされてる酒を作るよりはだいぶ進歩したようだな
5 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:24:01 ID:Qa2pyFff
アメリカ向けに輸出してる日本酒は純米100%で、日本で同じブランドで売ってる
銘柄が純米100%ではない(w
6 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:27:30 ID:8gsVCisc
意図は?
7 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:28:48 ID:YqjcLJlU
ビール・発泡酒の税率も早く改正しないかな。
こんなことやってたら日本のまともなビール作り技術がダメになるよ。
政治家は税金を取ることばかりでなく、文化を残すことも考えて欲しい。
8 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:30:47 ID:Qa2pyFff
9 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:39:29 ID:Xq6JUM7t
食品に関しては酒も含めて日本で一番モラルのない人間が牛耳っていたからな
最近になってようやく生産者側で色々やるようになってきたけど
まだまだぬるい
酒なんかはヨーロッパの酒税法を参考にしてもっときちきちにやるべきだと思うんだがなぁ
10 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 01:48:44 ID:nmJMCRP2
免許の許認可省庁の再編が必要なのかもな。
酒造りを第一に考えれば本来は農林水産省管轄で良さそうに思える。
食品の安全衛生なら厚生労働省だし。
11 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 02:03:26 ID:Qa2pyFff
「米所〇〇の酒」って高い値段付けてて売ってても、実はその原料の米は兵庫やら
岡山の酒造適合米だったりする(w
消費量が減るわけだな、インチキが横行してるし。
>>7 税金を取るための税制ではなくて、日本酒メーカーを守るための税制だ。
佐藤竹下に代表されるように、酒蔵出身の政治家が多かったから。
13 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 16:03:32 ID:bV3nRtES
混ぜ物酒が減るのは(・∀・)イイ!!
どうしてもアルコール混ぜたいならせめて同じ米から造って( ゚д゚)ホスィ…
14 :
名刺は切らしておりまして:2006/07/07(金) 16:08:08 ID:JD8qYI/t
醸造技術の進化で、アルコールで水増しする必要が無くなったから、
とは考えられないか
麹ではなく酵素で溶かして発酵させる名ばかりの純米酒が増えている
そういう酒は大抵不味い
>>13 酒造の組合が同じ材料使って自分たちで作ってる醸造用アルコール(米焼酎)を売ってたりもする。
この焼酎は安くてうまいぞ。