【資格】 全茶連、「日本茶鑑定士」資格制度を創設 [06/06/28]

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日本茶の専門店やメーカーで構成する全国茶商工業協同組合連合会(全茶連、静岡市、大石哲也理事長)は、
茶の資格制度「日本茶鑑定士」を導入する。競技大会の上位入賞者を対象に、主要産地の特徴など研修を実施し、
系統立った知識の普及を目指す。価格と品質の違いを説明できる人材を養成して消費者の信頼感を高め、
シェアトップの静岡をはじめとする茶の振興を図る。

茶鑑定士は1956年から毎年実施されている全国茶審査技術競技大会(闘茶会)の上位入賞者から選ぶ。

これまで単に表彰するだけだったが、トップクラスの目利きにさらに総合的な知識を身につけてもらい、
業界全体で知識の普及を図る。

現在、検討しているのは、過去10年間の競技大会で3位まで入賞した人と、今後の入賞者に研修を受講してもらい
「鑑定士」の資格を授与するもの。

研修に先立ち、玉露や煎茶(せんちゃ)など品目や品質の違いについて業界で新たに統一基準を作る。


<ソース> 日経:2006年06月28日
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060627c3b2704227.html