[ニューヨーク 15日]
インターネット検索大手の米Googleが、オンライン取引を迅速化するシステムをテストするが、
このシステムはオークションサイトeBayの人気決済サービスPayPalとは異なると
GoogleのCEO(最高経営責任者)が6月15日に明らかにした。
アナリストの間では最近、Googleが「GBuy」と呼ばれる新サービスで
PayPalに直接対抗するのではないかという憶測が流れている。
Googleはこうしたサービスの詳細や名称を発表していない。
だがGoogleのエリック・シュミットCEOは15日、このシステムについてある程度の情報を明らかにした。
同社の決済システムは、コンシューマーによる業者からの購入を迅速化することを目指すもので、
間もなくβ版が公開されるという。
「PayPalとはまったく異なる」とシュミット氏は、Conde Nastの新しいビジネス誌「Portfolio」主催の
ニューヨークでの会合で、「GBuy」についての質問に応えて語った。
「既存のリーダーに占められている事業に進出することは、当社にとって意味がない。
決済分野の新たな問題を解決したい」(同氏)
同氏は、Googleの決済システムは一般コンシューマーではなく
同社に広告を出す業者をターゲットにすると語ったが、PayPalとの違いは詳しく明かさなかった。
Googleの担当者に詳細情報を求めたが、連絡が付かなかった。
少なくともアナリストの1人は、これら2つのシステムの類似点を見つけている。
GoogleのシステムはPayPalとは違うという主張において、
「Google経営陣はささいな点を言っている」とRBC Capital Marketsのアナリスト、
ジョーダン・ローハン氏は指摘する。
「業者とコンシューマーの間の決済システムという点では十分に似ている」
※以下省略します。続きはソースをご覧下さい。
■ソース
ロイター[2006年06月16日 09時45分 更新]
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0606/16/news026.html ■関連スレッド
【IT】米グーグル、eBay対抗のオンライン取引システム「Gbuy」を6月28日に発表か
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1150136013/ >>5 海外通販をやろうとすると、その“単なるオンライン決済”すら不便な事が少なからずあるですよ。
当該国以外で発行されたクレジットカードが使えなかったり、PayPalも事前の手続がマンドクセだったり。
そういう意味で、全世界共通サービスとして提供されるなら、それなりに価値はあると思うです。