サウジアラビアの有力投資家アルワリード・ビンタラール王子は24日、他のサウジ
の投資家と共同で、中国の4大国有銀行の1つである中国銀行に20億ドルの出資を
提案すると発表した。
出資比率は2.7%となる。
同王子が中国企業に資本参加するのは初めて。
原油高に伴い膨張するオイルマネーが本格的に中国に流入し始める。
共同投資にはムハイディブ・グループ、オライヤン・グループなど5社が参加すると
いう。
アルワリード王子は米フォーブス誌の富豪番付上位の常連で、米シティグループ
など世界の有力企業に投資してきた。
4月に胡錦濤中国国家主席がサウジを訪問した時に会談し、中国投資の検討を約
束していた。
※日経
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060525d2m2500d25.html