日本マクドナルドは19日、今夏までに24時間営業の店舗を全国200店に拡大すると発表した。
ドライブスルー店や繁華街店を中心に、将来的には900店程度への拡大を見込む。
営業時間の延長で増収傾向を維持したい考えだ。
全国3794店(3月末)のうち24時間営業はすでに約10店あるが、ドライブスルー店は午前0時まで、
他の店は午後11時までの営業が多い。
05年2月以降、約半数の店で午前6時半から営業を始めたところ、会社員や学生の朝食需要を
取り込んで客単価や客数が伸びる効果がみられた。このため、深夜の需要開拓にも乗り出すことにした。
原田泳幸会長兼社長は「外食と総菜を持ち帰る中食(なかしょく)の深夜の市場の6割はコンビニが占め、
マクドナルドは1%程度。深夜は拡大の余地が大きい」と意欲を示した。客の動向をみながら、
深夜用のメニュー開発も検討する。
マクドナルドの06年1〜3月期の既存店売上高は前年同期比0.8%増にとどまっており、
既存店の売り上げ向上には時間延長が不可欠と判断した。
■ソース
http://www.asahi.com/business/update/0419/144.html