牛乳消費の低迷などで過剰になった生乳約900トンが北海道で廃棄処分された問題で、
生産計画を立てる北海道農業協同組合中央会などが今年度、道内酪農家の全7800戸に
生産量を一律で減らすよう指導することを決めた。指導は13年ぶり。指導に応じなければ、
買い取り価格に一定の「罰金」を盛り込むことが検討されており、各農家にとって事実上の
減産の「縛り」となる。12日に各農協に伝える。
同会はすでに全道で3%の減産計画を明らかにしており、その方法として3割ほどの農家に
前年度比10%の減産を引き受けてもらい、残りは現状維持とする方針だった。減産に応じた
農家には「調整金」を支払う仕組みにしたが1割しか希望者がおらず、それ以外の農家にも
生産量を減らしてもらうことにした。1戸あたり1%程度の減産とし、個別の量は各農協が
調整する。
▽News Source asahi.com 2006年04月08日15時35分
http://www.asahi.com/business/update/0408/022.html ▽関連
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