映画をネットで初めて販売 ハリウッドの大手6社
米ハリウッドの大手映画製作会社6社は3日、今週からインターネット経由で映画を有料販売すると一斉に発表した。
音楽のネット販売に続き、いよいよ映画もネットで簡単に購入できるようになる。
第1弾は米で昨冬公開のSF大作「キング・コング」(ユニバーサル映画)で、同日から販売が始まった。
映画のネット販売を始めるのは
ワーナー・ブラザーズ映画▽ユニバーサル映画▽ソニー映画▽パラマウント映画▽20世紀フォックス▽MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)−の6社。
サービスは、ネット技術を使った映画のレンタルを手がけているムービーリンク社が行う。
ムービーリンク社の現在のレンタル・サービスは、新作1作品に対して3ドル95セント(約460円)支払えば、
24時間以内なら映画をコンピューターの画面などで好きなだけ鑑賞できた。
これに加え、新たなサービスは、新作1作品を26ドル99セント(約3200円)で販売する。
各映画製作会社は今後、新作映画の場合、最低でもDVDの発売日から45日以内、作品によってはDVDと同じ日にネット販売を行う。
ムービーリンク社では「今後、映画製作会社と一般家庭はわれわれのサービスを介したデジタル・デリバリーによって急接近するだろう」と話している。
ソース
http://www.sankei.co.jp/news/060404/bun055.htm