【ファッション】一澤帆布の相続問題 解任の三男が新会社「一澤信三郎帆布」設立 [06/03/21]
日経ビジネスを読んでみた。
長男の主張。
・かばんの半分は四男がデザインしたもの、タグも四男の発案。
・父は、家督は長男が継ぐものと思っていた。
・長男の私には息子がいたが三男には娘しかおらず、孫の代のことも気にかけていた。
・三男の遺言は、母の死後三男に書かされた。
・京都家庭裁判所の検認手続きで、第二の遺言書を見て三男は「遺言者のものと思います」と認めた。
・私(長男)の持ち株比率は49.8%、兄弟どちらかの同意が必要な数しかない、父は兄弟力を合わせてほしいとの願いでそうしたのでしょう。
・三男には再度代表取締役になってもよいと伝えてある。ただし私か四男も代表取締役になる。
・こちらは最大限歩み寄っているのに、三男はノー。負けた武将は自分は切腹しても部下を助けるものなのに、三男は自分の利益のために職人の生活を危機に陥れている。
・信三郎ブランドのかばんが売れるとは思えません。
・私だってかばん作りのことを知らないわけではない。
・かばんは作れなくたってかばん屋の経営はできる。
・カネがあれば生地なんかどこからでも買えます。それが経済の原則でしょう。
・ただし、職人すべてが三男側につくとは私も考えていなかった。だから、一澤帆布でかばんの製造を再開するめどは今のところたっていません。