【二輪車】二輪車各社、相次ぎ新型車投入 4メーカーで23機種 [06/03/21]

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 一方、ヤマハ発動機は、ホンダを上回る十機種の新型車を春向けに用意。車種は排気量一〇〇cc
から四〇〇ccまでを品ぞろえした。ビッグスクーターから小型二輪まで取り扱うことで、幅広い
世代に訴求する。同社の春向けバイクのほとんどが新色設定だが、三十日に発売する十七インチ
ホイールの排気量二五〇ccの「XT250X」は新型車で、しゃれたデザインをテコに若者層など
の需要を取り込む方針。

 スズキも春向けに三機種を投入。スクーター「アドレスV50/V50G」と、大型スクーター
「スカイウェイブ250SS」、スポーツバイク「バンディッド1200」の合計で年間
四万一千五百台の販売を狙う。

 このほか川崎重工も二十日にスポーツモデル「W400」を発売した。価格は62万8950円で、
年二千台の販売を見込んでいる。

 二輪車の販売は、景気回復や規制緩和に伴い持ち直してきた。〇五年の国内二輪車の出荷台数は
前年比0・3%増の七十万七千台と、三年ぶりに増加。女性にも乗りやすい自動変速(AT)の
ビッグスクーター人気の高まりに加え、高速道路での二人乗り制限の解禁が市場拡大要因となっている。

 (今井裕治)