「だれが一番きれいにできるの」
化粧品大手のカネボウ化粧品(東京都港区)は十七日、東京都港区の
ホテルグランパシフィックメリディアンで、女性客に店頭でメークを施す
「ビューティカウンセラー(BC)」と呼ばれる美容部員がメーク技術を競う
「ビューティアップコンテスト アジア大会」を開催した。
BCは百貨店、専門店などの店頭で、同社の化粧品を使用して女性客
にメークをし、実際に体験をしてもらってから、その商品を販売するという
営業の最前線を担う。
同コンテストは、一九九五年から毎年実施。今年初めて、台湾、韓国、
タイという海外のBCも参加した。BCの技術向上、モチベーションの維持
などが狙い。
同社は今年から花王の子会社となり、再生を目指しており、BCの人材
充実は販売に直結する事業の重要テーマとなっている。
日本では全国の約七千人のBCの中から、地方大会を勝ち抜いた
三十二人が出場し、海外からは合計十六人が参加した。
知識賢治・カネボウ化粧品社長は「BCは、お客さまに美を伝える重要
な仕事。切磋琢磨(せっさたくま)して技術を磨いてほしい」と話す。今年
の優勝者は、国内部門が百貨店流通中日本ブロック代表の神谷みち子
さん、海外部門が台湾・高雄販社代表のルー・ウィー・ペイさんに決まった。
ソース(FujiSankei Business-i)
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200603180021a.nwc 別ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060317ib24.htm