【航空】日本航空次期社長 新たに「西松プラン」 羽田再拡張発着枠獲得に乗り出す方針[06/03/15]
1 :
明鏡止水φ ★:
日本航空の西松遥次期社長は十四日までに、産経新聞のインタビューに応じ、事業組織の見直し
を含めた構造改革案をまとめる考えを明らかにした。現場情報を経営に迅速に反映させるのが狙い。
支店の一部営業部門の本社への移管などを検討する。中期計画とは別に「西松プラン」を示すこと
で求心力を高め、再建を急ぐ考えだ。
今月二日に発表した新中期経営計画について西松社長は、「ドラスティックな変化が感じられ
ないという議論や、もう少し(西松氏の)色を出したら、というアドバイスもある」と語った。
このため、今後は中堅・若手社員から多数寄せられているメールなどの提言も踏まえ、新経営
体制による中期計画に反映できなかった課題への対策をまとめる考えだ。
とくに「現場中心主義の経営」(西松氏)実現のため、支店などの営業部門や人員の一部を本社に
移すなど組織改正を含めて幅広く検討していく。また、十月予定の国際線事業会社(旧日航)と
国内線事業会社(旧日本エアシステム)の合併については、旧二社の融和に向けて慎重に作業を
進める考えを示した。
一方、平成二十一年度の羽田空港再拡張で近距離国際線の本格就航が始まるのに対応、中国路線を
中心に発着枠獲得に積極的に乗り出す方針も明らかにした。
>>2-3に続く
▽News Source Sankei Web(産経新聞【2006/03/15 朝刊から】)
http://www.sankei.co.jp/news/morning/15kei002.htm ▽日本航空
http://www.jal.co.jp/
2 :
明鏡止水φ ★:2006/03/15(水) 07:06:21 ID:???
≪現場中心主義実践へ≫
−−経営陣の内紛で社内の混乱を招いた
「風通しの悪さがあったとしかいいようがない。率直に意見を言い合える風土をつくりたい。
部長以下の社員は一枚岩になっている。改革を提言するメールも私に大勢寄せられている」
−−中期計画は目新しい内容に乏しかった
「(昨年発表した再建策の)延長線上で、この計画でいいのかという議論はある。軌道修正はない
が、中堅・若手の提言も踏まえ、(自分なりのプランを)やりたいし、出さなきゃいけないと思う」
−−具体的には
「現場をやっている人間が支店に多いが、営業部門など現場を担当する部隊が本社の中にあっても
いい。お客に接する部門だけではない。私が長年担当した財務も市場をみながら判断が求められる
『現場』なのに間接部門扱いだった。そういう交通整理を今からやってみたい」
−−十月に事業会社を合併させるが、内紛による混乱で間に合うのか
「今のところ予定通りだが、いろんな問題点を抱えながらやるわけだから『ひと呼吸置いたら』
とも言われる。安全性をどう確保しながら運航・整備部門を一本化するかが大きなテーマだ」
3 :
明鏡止水φ ★:2006/03/15(水) 07:06:35 ID:???
−−新町敏行社長が六月以降も会長に残る
「本人は経営には口を出さないと言っている。対外的な経済活動は私一人では担いきれないので、
外向きの活動や営業に活躍してもらう」
−−羽田空港再拡張に対する戦略は
「大きなビジネスチャンスだ。できる限り発着枠を取りたい。国際線もおそらく中国・上海程度
までは飛べるようになり日帰りできるようになる。日航も中国路線のパイプは太くしていく」
−−国際線のもう一段のリストラは
「これからは機体の小型化やコストダウンで対応し、路線は維持する戦略が中心になる。ある程度
路線網があるから日航を利用する人も多いし、収益にもつながる」
−−量的緩和策解除で金利上昇が財務負担増につながる懸念は
「航空機リースは固定費で、有利子負債(約一兆三千億円)も七割は固定費。テロなどのリスク
要因に備え、社内留保を積み増し、利益率を上げるなど財務基盤の改善は進めていく」(柿内公輔)
5 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/15(水) 07:35:04 ID:MO8iBsaa
成田なくして羽田を国際空港にしてくれなきゃ不便すぎる!
成田はアメリカ・ヨーロッパ便のみにして羽田を国際ハブ空港にしたらどうかな?
千葉県が怒る?
じゃあ羽田空港の土地を千葉に編入すればいいんじゃない?
そうすれば空港の収入が入るからがまんしてもらう