【放送】地上デジタルテレビ放送100%カバーは困難、NHK会長、民放連会長が答弁-赤旗 [06/03/11]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1本多工務店φ ★
放送界で地上デジタルテレビ放送への移行が進むなか、
アナログ放送が打ち切られる2011年7月までに、
現在の放送エリアを100%カバーすることが困難な状況が浮き彫りになりました。

10日の衆院総務委員会「情報と通信及び放送のありかたについて」の参考人質疑で、
NHKの橋本元一会長と日本民間放送連盟の日枝久会長は
「(100%達成には)課題がある」との見通しを示しました。
日本共産党の吉井英勝議員の質問に答えたものです。

吉井氏は、放送業界などでつくる「地上デジタル推進全国会議」が昨年12月に出した「行動計画」(第6次)では、
2010年末時点でのアナログ放送エリアのカバー率が98%台にとどまる道県がある実態を示し、
「100%カバーしなければ、国民生活に影響を及ぼす」とのべました。

NHKの橋本会長は、ケーブルテレビや衛星などを活用して「限りなく100%にしたい」と回答。
吉井氏は「ケーブルテレビなど新たな設備の設置は、技術面でもコスト面でも問題があり、期限までの100%達成は大変なのではないか」とただすと、
橋本氏は「おっしゃる通りの課題を抱えている」と認めました。

ソース:しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-11/2006031104_05_0.html