◆日銀「量的緩和政策」解除 総合スレッド◆ [06/3/2〜]
1 :
◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφφφ ★:
2001年3月から続けている量的金融緩和策の解除について日銀は3月8、9日に
開く政策委員会・金融政策決定会合で本格的に議論する方向で2日、検討に入った。
景気回復が持続しデフレ脱却がほぼ確実になったと判断したためだ。
関係筋によると、日銀が解除条件としている全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、
3日発表)の1月分は、前年同月比で0・5%程度の高い伸びとなる見込み。日銀は
消費者物価だけでなく、景気回復の持続性にも自信を深めており、経済、物価情勢を
慎重に点検した上で決定する。
http://www.shizushin.com/national_economy/2006030201003939.htm ┏┫ ̄皿 ̄┣┛<日本の経済政策、5年振りの大転換は有るのか。存分にお語り下さい。
※このスレは、関連ニュースのスレ立てを制限する物ではありません。
2 :
◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφφφ ★:2006/03/03(金) 13:12:44 ID:???
3 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:12:45 ID:Qy5QAGd6
とうとうきたね
4 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:14:47 ID:wuMqKZDN
小泉首相の成果はすごいね
5 :
◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφφφ ★:2006/03/03(金) 13:15:27 ID:???
量的緩和解除 自民委員長、条件付き容認 「日銀の判断に委ねる」
自民党金融政策小委員会の山本幸三委員長が二日、「きちんとした(物価などの)
数値目標を示すのであれば、時期や(政策運営の)手段は日銀の判断に委ねる」と
述べ、八、九の両日に開かれる日銀の政策委員会・金融政策決定会合での政策変更を
条件付きで容認する考えを明らかにした。
中川秀直自民党政調会長らに続き、与党内で最も強硬な反対派とみられていた
山本委員長が柔軟な姿勢を示したことは、解除をめぐる議論に大きな影響を
及ぼしそうだ。
また、財務省が同日発表した春の個人向け国債の発行条件では、量的緩和の
早期解除観測が広がった市場の影響を受け、発行後半年間の初回利率は
過去最高の0・85%となった。
日銀の福井俊彦総裁が二月二十三日に国会で「条件が満たされれば直ちに
解除したい」と発言して以来、市場では解除後をにらんだ動きが続いていることの
影響を受けた。
市場では、すでに解除後の金融政策について観測が進んでいる。与党は日銀が
望ましい物価上昇率を示す「インフレ目標」の導入を求めているが、日銀は「政策の
機動性が損なわれる」と慎重な姿勢を示していた。
ただ、ここにきて日銀内にも「インフレ目標」よりも達成義務がゆるやかな「インフレ参照値」を
導入する案が浮上。こうした日銀の動きも、政府与党が容認姿勢を強める結果に
なったとみられる。ただ、日銀内では数値目標を示すことに難色を示す向きも多い。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200603030026a.nwc ┏┫ 後 ┣┛トラックバック:
http://blog2.business-i.jp/tb.php?art_id=200603030026a&path=/news/sou-page/news/
6 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:19:55 ID:Xk5jFW3r
家計を無視した量的緩和なんかさっさとやめるべき
7 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:23:24 ID:Yzq5P2UV
エイベックス風だな
>このスレは、関連ニュースのスレ立てを制限する物ではありません
株ブームを作りピークに達したところで、ライブドアショック、
2月はいつも以上の節分天井彼岸底で、株素人の屍が累々と並んでいる。
これ以上株価を冷やすようなことは止めて欲しい(´・ω・`)
あーあ、ついにやっちまうのか・・・。「好景気」もこれまでだな、お疲れさん。
デフレが止まってないのに、先行きの明るさということで
緩和解除やったら、貧乏人はよけい貧乏になるんじゃないか?
解除しても実際は金庫に入ってるだけだから意味なし
と日銀は考えてるように見える。
金利についても金利がある程度ないと
自分たちで経済を操縦している実感が沸かないから
という理由だけで動いているんじゃないか?
これで税金あげたら、いつもの二の舞で何度同じ失敗したら
気が済むんだバカ、フランス革命が起きるぞと思うんだがねぇ。
とりあえずFRB議長にバカにされないように
デフレ脱却ぐらいはしないといかんね。
11 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:33:49 ID:UcPhV18f
住宅貸付、長期固定金利の人は有利だよね。
だってその当時の金利が契約期間まで続くんでしょ?
短期変動にしてしまった俺はいったい
どうなっちまうんだろう...
誰かエライ人教えて!
12 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:40:04 ID:ojs7XqMi
さあ、これからは業績相場だ!
13 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:44:49 ID:5U5qUKP9
これで素人が株から手を引いてくれればいいんだが・・・w
14 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 13:45:29 ID:Cnr7Rg0A
速く銀行の定期4パーセントにしてくれ
>>8 投機目的で株やる奴のことなんか知らん。
株をするのだったら10年は持つことくらい考えろ。
>>11 固定金利に乗り換えられるか銀行の中の人に聞け。
>>12 そういうことだ。
バブった相場でしか生きれない奴は、株やる資格ねえよ。
>>15 > 株をするのだったら10年は持つことくらい考えろ。
94年から同じ株を持ち続けてるヤツなんかどれだけいるんだよ?
機関投資家は売買しないのか?w
18 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 14:13:19 ID:7eYksRdW
さあ、これからは需給相場だ!!
19 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 14:17:15 ID:l/VP8OL6
量的緩和したら一時的には株価は下がるだろう。
しかし、それを織り込んだ後は成長を続け、
株・土地は金利上昇以上の上昇率を維持する
可能性が高いことは歴史が証明している
と思うゾ!
20 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 14:41:10 ID:Xk5jFW3r
>>10 企業、政府を一方的に優遇し、家計をその犠牲にするような政策を
とることのほうが、軽蔑の対象だと思うが
21 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 14:53:51 ID:gPqz5zRt
>>19 だよねえ。景気回復が本物なら遅かれ早かれ突き当たる問題なわけだし。逆に今の時期こういう動きがあるということは今までの株価上昇を始めとする景気上昇はバブルではなく本物だということを日銀が証明してるようなもんだしね。
日経がもう少し回復してからにしてくれよー
>>21 日銀がやるから正しいってか?かの有名な速水の逆噴射を知らないんですか?
>>23 国民全員が経済政策に詳しいわけじゃないよ。
いや、バブルでしょ。
>>19 量的緩和は類例がない、解除も世界で始めて
なにを歴史が証明してるのかと・・・
まあぶっちゃけ量的緩和は意味がなかったというのが妥当だと思うが
量的緩和をゼロ金利解除と受け取る人が意外と多く思惑相場になって
いる悪寒。
正直、金融政策に関しては、フランス革命以前の時代にいると思う。
日銀が上にいて、何でも好き勝手にできる。バブル、バブル崩壊、ゼロ金利解除、とここ十年ほどの間に
3回もミスして、何の責任も取らず。プレッシャーもなし。
まるで、無能な王様みたい。マスコミもなぜか日銀を批判しないし。
市民革命を起こして、福井日銀をたたき出したい。
28 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 16:23:08 ID:CgE2YCF8
解除しても良いような気はするが
ショックに備えた策を講ずる必要はあると思える
29 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 16:30:02 ID:CgE2YCF8
ただし上野公園のブルーテントが消えたのは
強制撤去によるもんでなければw
30 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 16:46:57 ID:MFI6rLqv
>>27 >プレッシャーもなし
なるほど、案外そうなのかもね現実には。少なくとも前回までの3回の失敗は
そうなんだろな。
それで今度こそは失敗したと言われないように「資産バブル化だけは防ぐんだぞ」
の至上命令が出たんだろね。また失敗したら世界中から笑われてしまうかと必死
なんかもしれない。
まグリンスパン方式のあいまい誘導なんかで一喜一憂政策するよりも、あらかじ
めのインフレ目標政策の方がわかりやすいんだとは思うけどね。
31 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 18:19:25 ID:cJHFmQSO
含み損を抱えてるのに・・・。
32 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 18:26:03 ID:CgE2YCF8
解除しても大丈夫
むしろ皆シミッタレだから金を回さない為に格差が広がってる
ダムに少し穴を空けて、放水したほうが良さそうだ
もっともあまり派手にまくと洪水になるからほどほどに
1%くらいでいいんじゃないかと思われ
量的緩和解除は市場としては織り込みつつあるよ。
うわさで下がって、事実で騰がる。
34 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 18:31:21 ID:CgE2YCF8
ブログに書くのが面倒だからここに書くけど
ホームレスのN氏は無事この冬を乗り切っていた
死んでたら解除に賛成はしかねたけど
最近ピーナッツが100えんから128ねんに値上がりしてるし
2ちゃんに書くのもしんどいので、
雑用を回してくるのは勝手だが
ちゃんと給料を払ってくれなw
35 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 18:33:33 ID:kQFdhDJ8
なにバーミンガムみはってんだよ
ばーなんきんの洒落で悪いか
36 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 18:41:58 ID:QN5SAwmZ
不動産投資 バブル 起こすぞ!!
37 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 19:37:11 ID:CgE2YCF8
問題は解除の時期だと思うけど
確かに今月ではまだ早い気はする
小泉は金融に関する判断だけは的確w
構造改革自体は失敗したけど
デフレ脱却には成功すると思われ
_,;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙';;、
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i;;;;;;;;;;;;;;;,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;;;; ,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 始まったな!
ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;li;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/l;;;/l;ソ;;/ |;;;;;;/| l;;l゙ヾ;;;ト、;;;;;;;;;;;;;i 問題ない。
|;;、;;;;;;;;// /,'' / l/ |/|/ ゙l ヾ、゙i;;;;;;::::/
/ヾ;;/ソ , , ヽ l;;l"゙l 全て株価には盛り込み済みだ
'、 (ヾ,,===;;;;;;;,,,,,_`il,i゙__,,,,;;;;;=== ,/|lヽ l
ヽ、`||ヾi;'(:::::゙'゙:::/;;i=i;;;ヽ:::゙'゙::::)゙i;/ |l'ノ/ 勝ったな。
/ヽ|l、 ゙i::;;;;/⌒⌒).ヾ..;;;;;;;;;;..ノノ/l.,/\
/;;;/::ミヾ、./ / / ) '゙ /ミ"i;;;;;;;;\_
_,.-;;'";;;;;;;;r‐ ミ/゙ ,/ / /_!/` /,,l;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;〜\
_,、-‐;;'";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| / / / /.__,,,..-/ヽ /;;;ミ/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`;,,、_
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∪ ( \
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40 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 19:47:51 ID:lBYin65L
量的緩和だけでなく、ゼロ金利も解除はしないわけにはいかんでしょ。
業績、景気は指標上はそこそこなんだし
物価上昇に転じた今、この調子で短期金利をゼロ近辺に置くのは市場に誤ったイメージを抱かせるよ。
マイナス金利を放置するようなことは絶対にやめるべき。
翌日物で1.25から1.5%までは上げる必要があるだろう。
41 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 21:23:32 ID:MWIwS+xf
アフォか?
自民党がこんなに財政赤字を作らなければ
もっと機動的に財政出動をでき、デフレになんかならなかっただろ?
財政出動できないような政治を行ったのは、自民党だろう
金融政策に頼るなよ
ヴァーカ
42 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 21:28:14 ID:fxli+bVi
ってかCPIがマイナス1パーセント近かった一年前なら兎も角、
ゼロパーセント近辺を推移している状況で利上げしないのはおかしい。
実質金利がゼロ、マイナスってのは絶対に避けるべき。
43 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 21:49:01 ID:xAa4YW/n
マイナス金利っていつの話だよ
フォワードレートでマイナスなんて最近たたね〜ぢゃん
44 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 21:50:59 ID:fxli+bVi
↑よく読め
実質金利でマイナスってかいてあるじゃんよ
CPI0.5%ってことは実際にはデフレは継続中って事だよ。
何で量的緩和を解除しなきゃならんのかわからん。誰か説明よろしく。
>>30 緑爺&バーナンキの新旧FRB議長共通の座右の銘
「資産バブルを理由に金融政策を変更してはならない」
資産バブルを理由に引き締めを断行してきたのは
専ら基地外日銀の引き締めバイアスによる。
CPIが適切な指標かどうかについての具体的な問題点を列挙。
・原油高の影響を除いたコアCPI@アメリカ流によると今回の上昇率は0.1%程度の見込み
・CPIにはラスパイレス指数という算出法が採用されており、これは基準年から時間が
経過するほど数値が実際より上向きに出るという問題点がある。これに他の諸々の
問題点を総合して指摘した報告者の名をとって「ボスキン・バイアス」と呼ばれる。
これによるとCPIは実際の物価動向よりも1%程度高くなるとされている。
また基準年は前回改定から5年目であり、今年春頃に再び改定される、。
すなわち現在の数値はラスパイレス指数特有の問題を極限まで内包したものである。
それにしてもどの放送局もゼロ金利解除とか、日銀の過去の失敗に言及しないねぇ。
デフレがなぜ怖いかは、バブル崩壊後の15年の不況がほぼ全て日銀の失敗のせいだから、
という感じでまともに視聴者に伝えるのが、報道の良心だと思うんだけど。
>>47訂正
×これに他の諸々の問題点を総合して指摘した報告者の名をとって「ボスキン・バイアス」と呼ばれる。
○これに他の諸々の問題点を総合したものを、問題を指摘した報告者の名をとって「ボスキン・バイアス」と呼ぶ。
あとちょい前に発表されたGDP速報によると、GDPデフレーターは前期よりも悪化していたよね。-1.6%。
GDPデフレーターでは輸入物価の影響は除外されるから、こちらが国内の動向をより純粋に反映しているとも考え得る。
ただし、GDPデフレーターにはパーシェ指数というラスパイレス指数とは逆向きのバイアス、つまり基準年から
時間が経過するほど実際より下向きに出るという欠点を備えているので、その点は割り引かないといけない。
それでも現在では5年毎ではなく、1年以内に基準が改定されるようになっているので、CPIと比較すると相対的に歪みは少ない。
総合的に言って、現在未だにデフレ継続中であることはほぼ疑いのない現実であるように思う。
重要なのは「趨勢的にCPI0%以上」という日銀の目標設定自体が親デフレ的な間違った目標であること。
50 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/03(金) 22:43:11 ID:K5HjfVOB
あと上の方でないとされていた量的緩和の具体的効用について少し。
企業等の投資判断の動向を判断する際、実際の銀行貸出などの市場金利とは別に、
将来の物価動向についても考慮する必要がある。これは物価が融資を返済する際の
元手となる、借り手の売上がどうなるのかということを表現しているため。
名目金利 - 期待物価上昇率 = 期待実質金利
期待とは将来どうなるかという意味。この期待実質金利が簡略的に企業動向を
知る際の助けとなる。ちなみに「期待」であるから現実の物価動向ではなく、
物価連動債市場における金利動向等を間接的に用いて算出される。
で、量的緩和の効用だけれども、前者の名目金利に関しては時間軸効果と呼ばれる
ものによって若干引き下げる効果があった。現在量的緩和解除を見込んで金利が
反転しているのはその影響。ただ、ずっと重要なのはあまり目に見えない部分である
後者の期待物価上昇率、期待インフレ率についての影響。これらは過去数度の
緩和額引き上げに、見事に反応して上昇を続けていたことがわかっている。
量的緩和は、タカ派引き締め基地外の日銀や。その隠然としてかつ絶大な金融業界への
影響下でゴマすりに励む御用エコノミストら(たとえば緩和解除論の急先鋒は日銀の
天下り得意先でもある短資会社の社員)が否定するのとは違って、どうも現実には
企業や投資家の積極姿勢を引き出していたんじゃないかと考えられるわけね。
>>42 実質金利という視点を出す時点でゼロとかマイナスとかいう境は意味を持たなくなってるよ。
市場全体が投資をするかしないかの分かれ目である均衡実質金利が、
不況による投資マインドの減退やデフレ等によってマイナスになる場合があるから。
このマイナスになったどうしようもねえ状態が、まあ流動性の罠とか表現されるわけだね。
日本経済が陥ったとされるこの流動性の罠をどう脱出するかという事が、この10年ほど
日本経済についての専門家が悩み続けてきた問題。だから「マイナスやゼロはダメ」という
そちらの発想は、ちょっと本末転倒過ぎる感じがしちゃうな。
つまりマイナスの均衡実質金利>期待実質金利という風にするにはどうすればいいかって事だけど。
世に言う構造改革派は、均衡実質金利をプラスにすればいいと提唱した。
そうすれば金利政策が復活できる、と。頭のおかしな日銀が、自らの職分でもないのに
度々構造改革の必要性に言及して、自らの職務をネグレクトしてきた背景には、
こうした議論、打算の存在がある。責任回避に都合の良い議論だったわけ。
でもこの議論には、政府の政策によって企業が効率性を増すのか、それが可能だとしても
定量的に目標を定めてそこに近づけることが可能かという、社会主義経済のそれに似た問題点がある、
またそもそも日本の企業の「深刻=改善が容易」な非効率によって均衡実質金利が
マイナスになったのかという問題もある(いくつかの推計によると否定肯定両論あるが否定派が優位っぽい)。
そこでもう一つある流動性の罠への対処法は、期待実質金利をマイナスにすれば簡単じゃないかという話。
>>50の式において、名目金利はゼロ以下に下がらないから、要は期待物価上昇率を
引き上げようということね。これはさっき言った量的緩和の効用などで言ったように、
現実に引き上げることが出来たし、定量的に観測することも出来る。そもそも貨幣数量説という、
日銀などの中央銀行が通貨を供給し続ければ物価は必ず比例して上昇に転じるんだという、
歴史的に強固な経験則もあるわけでね。この辺の話がインフレターゲット論や
その妥協案としての量的緩和導入などとして現実に形となってた現れたわけ。
最後「重要なのは「趨勢的にCPI0%以上」という日銀の目標設定自体が親デフレ的な間違った目標」ということに関して追加。
簡単な話なんだけど、CPIゼロ近傍をインフレ率のターゲットにしてしまうと、今度再び不況になったときに
またすぐさまデフレに陥るんじゃないのかという危険性があるよね。だからさっきの実質デフレターゲットという
問題等いろいろあって、FRBの新議長であるバーナンキなんかは、最低でも1-2%程度のインフレ率を
維持した方が現実の経済運営はずっと上手く行くんだよ、というような事を言ってる。
ま、ともかく、誰か日銀を止めなさい、ということになるのかな。
80年代後半から一部(量的緩和導入などの批判派への妥協)を除いて
ほぼ間違った事しかやってこなかった連中なんだから。これで何度目の暴走?って感じです。
最後とかいったけど過去レスでどうしても見逃せないのが
>>26 歴史的には量的緩和の例はあるし、だからもちろん解除の例もある。
金融緩和によって一旦デフレを脱却した1930年代のアメリカの話なんだけど、
その顛末は
>>19の楽観的な見込みとは180度違う。(失業率等一部の指標を
除けば)誰が見ても順調だった当時のアメリカ経済が、緩和解除によって
あっという間に元のデフレ不況に戻ってしまった。また緩和してすぐ元に戻ったんだけどね。
というような話も含めて
>>51で紹介した「デフレは終わるのか」に色々解説されてます。
56 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 01:12:23 ID:cH1xiKFC
質問なんですけど、日本みたいに財政出動ができない国って
日本以外にありますか?
57 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 01:18:31 ID:G3P4cM58
朝鮮人がどうの中国人がどうの言う連中が来ないビジネス板らしいスレッドですね。
いまどき珍しく。
中国人が石油を使いまくるから物価が上がってるだけ
中国で革命おきたらまたデフレになるよ!
59 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 01:56:35 ID:cH1xiKFC
財政出動できない先進国なんてないだろ?
やっぱり日本は、発展途上国なんだろうな
自民党が財政赤字を作り出したせいで、財政出動できなくなった
何がデフレだ
財政出動できれば、デフレになどならずに済んだのだ
糞自民党
>>59 そんな自民に延々と票を入れ続ける有権者が多いからな…
地価はどうなるの?
財政出動できないくらいに赤字がたまった理由も
>>51で紹介した3番目の本に書かれてる。
これまた端的に言ってデフレのせいなんだよね。デフレになれば売り上げも下がって、
個人や企業など納税者の所得も減少するので税収は減る。でも年金福祉など
過去に確定した給付の額はすぐに変えられないから(たとえば年金は物価スライド方式で
あるのに引き下げが見送られてきた)、その開きの分財政赤字は増加する。
またデフレによって実質金利が高止まりし、不況になれば、失業対策や生活保護などの
どうしても避けることの出来ない出費もかさむわけで、あとは景気対策の必要もあってその点からも赤字は膨らむ。
件の本では、バブル崩壊後の日本経済が、世界でも標準的な2%前後のインフレ率を維持していた場合、
実際の税収は現在80兆程度になっていて、つまり減z内財政赤字はゼロになっていたという推計が出ている。
自民党は、特に90年代後半から日銀の無能に業を煮やして、ゼロ金利の継続や量的緩和の実施を
迫ってきたんだけど、朝日、毎日、日経など日銀シンパのアホマスコミがそうした政府の姿勢を
わけもわからず「日銀の独立性に対する侵犯だ」などと能天気に吹聴してきた。
ちなみに政界だと旧社会党系議員に強烈な日銀シンパが多い。彼らが分裂前の最末期に
マスコミの後押しで大蔵省解体&日銀独立を果たした際、日銀の幹部と会合を重ねる内にその思想に
染まったと見られていて、たとえば福島瑞穂は公式に政府のインフレ政策を批判している。
ttp://www5.sdp.or.jp/central/timebeing03/danwa0224.html でまあ、そんな批判もあったけれど結果的には不況が深刻化して、日銀やマスコミの見通しの誤りが露呈し、
批判派の論調を後追いする形で、ゼロ金利への復帰や量的緩和が後手後手に導入されてきたのは
誰もが知るところだよね。今回の量的緩和解除も同じ暴走がマスコミのお膳立てと相まって進められている危険がやっぱりある、それも大いに。
63 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 16:30:02 ID:I0L4j4yz
>>59 今度は緊縮財政して量的緩和解除します。
デフレにしたいんじゃねーの?
日銀の独立性はかまわんが政府と日銀がバラバラのことをして
全体からしたらろくでもない自体になるというアホな悪循環を繰り
返しているし・・・
個別ではいいはずだがセットになると?、う〜ん、あは〜ん。
64 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 16:41:40 ID:cLT39ECD
>>61 地価はまだまだ下がるだろw
・マンション建ちまくり
・人が減りまくり
・若年層の資金力低下
↓
・家が売りたくても売れない時代が来る。
・ネットで調べたら分かるが、地価が3年で10〜40%低下中。
・数年後の中古住宅の購入がオススメ。
65 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/04(土) 16:55:53 ID:fcBowq8+
俺は経済のことはよくわからんが、量的緩和が解除されたらまた
デフレに戻るという認識でOK?
景気の気の字は気分の気っていうのが日銀のエリートさんには理解できんからね。
バブル崩壊に関しては、大蔵もいるから日銀を責めるのはどうかと思うけど
90年後半からは日銀のヘボかなと思う。
>>65 気分(マインド)の問題でデフレ傾向は止まってきてるけど
まだ足腰が弱いから、直接的に関係ないことでもちょっとしたショックで
腰折れする危険性があるね。企業が堅実に業績を挙げてきている
といってもようやく前輪が浮き上がったといった所で
後半年から1年は様子見して貰いたいね。いつも日銀は気が早すぎだし
市場の様子を伺うための噂の出し方も早すぎで失速してる。
たぶん、量的緩和解除は次の会合で決定されそうだね。
最近の株安で日和ったと思われたくないだろうからw
経済の動向とは関係なく、自分たちの存在意義のために政策を実行する。
それが日銀クオリティ。
緩和解除の判断はあくまで物価にすべき。もちろん日銀流の異様に強気な目標ではダメ。
企業業績、ひいては資産価格は、いくら上昇してもファンダメンタルズかバブルかがよくわからない。
少なくとも現在はそう。その点物価は、一定程度まで伸びるとサプライサイドの限界ということが、
わりとはっきりわかる。フィリップス曲線という歴史的・経験的に非常に強固な経済法則が存在するからね。
最低でも、原油高騰の影響抜きでCPI1%以上を安定して達成するまで、緩和の姿勢は崩すべきじゃない。
ただ幾ら外的要因とはいえ、原油が高くなりすぎれば引き締めに入るべきだけど。
でも過去のオイルショックのようなダメージを受けるには、1バレル120ドル程度の
記録的相場でないといけないぐらい、日本経済の構造・体力は強化されてるらしいんで、
当面はその影響は無視できると見ていいでしょ。
69 :
量子猫:2006/03/04(土) 19:13:23 ID:wkWRwLf2
提案
日銀法を改正し、日銀の使命・責務として
「物価の安定」に加え「完全雇用の達成」を明示する。
そうすれば日銀が失業を無視して物価の安定を優先する
かつての速見的事態を防ぐことができる。
>>66>>67 てゆうか、世間様から乖離すればするほど、基地外日銀様の思うところ如何?って感じで
民間金融機関やマスコミは匙加減のお伺いを立てなければいけなくなる。合理的な予測が
立て辛ければ、半ばインサイダーな折衝でもして情報を得ないと、商売に支障が出ちゃうからね。
中央銀行が経済に対して持つ影響力・権勢は、たとえば経産省なんかとは比べ物にならないほどデカい。
与党の政治家説得して法律通さないと、みたいな苦労も抜きに、いくらでも経済・景気をコントロールできるから。
こういう機関を独立性の名の下に放し飼いにしていいのか、やはり何らかの目標の公表を
義務付けた方が混乱も少なく、公正さを保ち、腐敗も防止できるんじゃないか、という
観点からもインフレ目標の導入は必要。どんな官僚組織にも説明責任を明示的に課すべきでしょ。
日銀はゼロ金利解除のとき「これ失敗したら責任取ります」って副総裁が言明したにもかかわらず、
今では(速水の引退会見が象徴的だけど)「当時の判断は正しかったんだ」と言い張ってる。
これって戦前の軍部のような、無謬性を至上とする歪んだエリート官僚主義の権化って奴でないの?
>>69 FRB流だね。グリーンスパンが採ったのは同じく裁量行政だったけど、日銀のような浮世離れした
ものとはならなかったのは、物価と失業という相矛盾する目標の狭間で判断を迫られたから、って話だっけ。
71 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/05(日) 00:11:59 ID:Gen/c7CE
失敗の実績しかない日銀が、今回の政策で成功するとは思えんが…失敗しても責任ないんでしょ?
筆記試験しか出来ないお気楽官僚が、複雑な局面を乗り切れると思えんw
72 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 11:44:02 ID:KPRWpxCg
耐震偽装問題(不動産)
ライブドア問題(株式)
せめてこの問題にある程度の筋道がついてから量的緩和(金利)
の話題を切り出すべきだよな。不動産と株式の根幹に対する信用
問題がおきている時期に金利を切り出すのはまずいよ。
信用問題は数字として統計上に出てきていないから考慮されない
ということなんだろうけどさ・・・、政治から切り離すといっても独立性
を杓子定規に適用しすぎ。
そもそも株式会社に類似して政府が出資しているわけで関係がまっ
たくないというのはありえない。国家のために統合的に動くというのが
まず先にあるべきでバラバラに好き勝手に動いて良いというのが先に
来るのは本末転倒だよ。
73 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 13:23:26 ID:k6vtKZTp
CPIがゼロ以上を継続して示しているのに翌日物金利をゼロ近辺に置くのは好ましくない。
常に50~100basisくらい上におくべきだ。
その方が分かりやすくてよい。
74 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 14:40:24 ID:OHAxLacQ
>>65 量的緩和の効果はまだよく分かってない。
アクセルべた踏み状態の金融政策を
アクセル離した状態に戻すような感じ。
デフレに戻るというよりも
ようやく物価上昇というスピードついてきたから
離してみるといった感じか。実際どうなるだろうねぇ。
読みを外して向かい風が強ければ失速だよ。
>>75 というかその例えだとアクセルはなしたら確実に減速するような・・・
失速するなというほうが無理ではないかと。
量的緩和って結局何なの?
どこかで見た記憶では、日銀が6兆円だかを市場に流しているとか、どうとか。
78 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 20:36:38 ID:o2VtSSUn
あーあ 俺が前に買った国債(10年もの)は含み損が発生。
完全に騙された。
>>77 なんでもかんでもやりますよという日銀の決意を表したもの。
日銀の調査では、その金は銀行の金庫止まりで全然意味がないそうな。
実際それほど意味はないことなんだろうが、市場はどうでもいいと
思われることに反応する場合がある。
まず緩和解除した次は金利だと勘ぐる動きになるのは間違いない。
日銀は金利が上がれば国民の資産が増えるから良いなんていうだろうけど
デフレが止まってない状態でやったら、また失速するし
ハゲタカはそこを狙ってるでしょうね。
80 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 23:37:04 ID:WCYz2YWc
量的金融緩和なんて無意味だよ
意味があるのは金融不安があるときだけ。
81 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 23:54:28 ID:WCYz2YWc
>>78 今は世界的に金利高だからね
債券投資家は損してる奴が多いよ
82 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/06(月) 23:57:45 ID:lvUkAE2T
wBcで言ってた
外人がゼロ金利解除はしないと明言しろ だってw
じゃないと日本売りをするってよww
かなり微妙だ・・
>>82 当然そうなるだろ。
金利が上がれば債券価格が下がるんだし。
84 :
HUMAN:2006/03/07(火) 13:35:38 ID:aBV6+YCb
日銀は解除したほうが、日銀の官僚達旨みがあるから解除したがってるじゃないの
0金利だと旨みがないから早く解除したいのがみえみえだよ、これで景気が低迷
したどうしてくれようか
85 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/07(火) 13:41:31 ID:9sDiuxcW
株や円は解除するの織り込み済みだから解除見送りが最悪のシナリオと言っていたが
見送りするみたいだね
どう最悪になるの?
>>85 中央銀行がやると言ったことをやらない場合、今後の景気のコントロールが難しくなる。
長期金利は将来のその時々短期金利・・・それらは日銀によりコントロールされる・・・の合計と
すると、たとえば景気抑制の為に短期金利を高めに誘導しても長期金利が上がらずインフレに
なるとか、逆に低めに誘導したのに長期金利が上がりっぱなしで不況が深刻化(挙句デフレ突入)したり。
でも日銀の場合、これまでの経緯からして失うような信頼などほとんど存在しない。
むしろ解除見送りが本当なら、これが諸外国の中銀と同等程度の政策能力を持つ切っ掛けとして、
これまでの汚名を挽回して信認を獲得するチャンスとさえ言えるかもしれない。
ところで、信認云々のネタ以外に今量的緩和を解除するメリットって何かあるの?
「今日天気(どころか雨?)だったから明日から夏服にしよう」みたいな意味不明な賛成論しか見当たらん。
87 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/07(火) 20:38:39 ID:6KqRQ0DA
なんで、日銀ってあんなに仕事できないの?
あれで貴重な税金が消費されていくと思うと、本当にムカつくのだが…。
日銀はどちらかといえば税金払ってる側だろ。
89 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/07(火) 20:55:49 ID:nhQ5Lses
だな
政府と日銀を同一視すべきじゃない
90 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/07(火) 20:57:56 ID:NCzlumKU
解除しても、しばらく0金利は続くだろう。市場にはすぐ影響ないでしょ。むしろ外人投資家達に円を売り浴びせさせられないんだろうか…?国債が紙屑…なんて事は無いと思うけど。格付けじゃ、発展途上国と同等なんだが…。国債持ってなくて良かった!
税金じゃなくて国庫納付金です。
そもそも、行政機関というか中央銀行は儲ける為に存在するわけじゃないし、
むしろ彼らの主張と行動からすると「国なんかに税金払いたくない、デフレの危険があっても
ゼロ%のインフレ率を維持したり、気品ある円の勝ちを保持する方が重要だ」って感じ。
金融緩和すれば、日銀の保有資産は増えるから、その運用益から得られる国庫納付金は
増えるんだけど、連中はバブルの危険とか不況の最中に吹聴してるくらいの引き締めバカでしょ。
なんでそんなに世間様からずれた感覚なのかと言うとさ・・・たとえば日銀の豪華支店長宅とか
知らない?やたら豪華な絵画が飾ってあったりして、それがマスコミに突っ込まれたりしたんだけど。
実は一般公務員と違って、彼らの身分保障の基準は中堅企業ではなく銀行業界なわけ。
これだけ世界の中央銀行市場稀に見る信じ難い政治的失敗を繰り返しても、のほほんと
マイペースに太平楽を言ってられるのは、そういう庶民とは隔絶した厚待遇のおかげでもあるんだよ。
まあつまり、彼らの仕事振りと国庫納付金の多寡はまるで関係ないけど、
デフレ不況の最中ではその限りではない(もちろん買いオペが行き過ぎると不味いが)。
で、なぜかデフレ下で国庫納付金があるべき伸びを示していないから・・・
日銀職員が無駄飯ぐらいかどうかって話のオチはこんなところになるかな。
国会で、CPI良ければ直ぐにでも解除するぞと言った福井さんいかが御過ごしですか?
まさか明後日の15:00の発表のときに見送りますとか言わないですよね?
>>90 >解除しても、しばらく0金利は続くだろう。
発想はいいんだけど方向性が逆というかなあ。
量的緩和の解除によって、ゼロ金利解除に要する時間が縮まると見るのが正解。
緩和額の引き下げにはそれなりの時間が掛かるからね。これによって足元の金利はともかく、
比較的近い将来の金利上昇を見込むことで中長期的な金利は上昇する(のが普通、中銀が信頼されていたら)。
実際、年内に2回の利上げとかって話もブチ上げられたしね。これは基地外速水の頃から
ショボい金融緩和を誇大に正当化してきた時間軸効果なるものを丁度裏返しにした効果。
>むしろ外人投資家達に円を売り浴びせさせられないんだろうか…?国債が紙屑…なんて事は無いと思うけど。
「普通は」金利が上昇するとむしろ円は高めになるよ。金利の上がる国債への投資も当然増える。
でも今のデフレという異常事態の前では、時期尚早な金利の引き上げが景気の足を引っ張り、
またすぐに低金利・量的緩和に戻るんじゃないかという危惧(=信認の欠如)を招いて、
逆に円安&国債安になるかもしれない。円高&国債安という可能性もあるかも。
前総裁のように円高そのものを国の経済とか財政よりも重要なものと錯覚している場合は。
>格付けじゃ、発展途上国と同等なんだが…。国債持ってなくて良かった!
日本は対外債権国なので格付けに大した意味はないよ。
あと財政状況も言われるほど深刻じゃないって話もある。
>>93 見送りますって言った方がよくない?ていうか何かのポジショントーク?
つかさ、はっきり言って、未だにデフレが続く現状での最適解は
「量的緩和増額、当座預金残高誘導目標の引き上げ」
さらに言えば、
「長期国債買い切りオペの増額、物価水準目標の採用」
でしょ。逆方向に議論や鞘当が行われている時点でこの国はおかしいんだよ。
グリーンスパンを日銀総裁にw
>>97 バブルスパンはいらね〜。
まあ福井、ここまで断言したんだからやるならさっさとやれ!
解除されないリスクが出てきているよ。やらないならもったい
ぶって言うな。
日銀の独立性が一人歩きし政策との統合性がないから混乱を
生みやすい上にグダグダ煮え切らない日銀の態度は火に油を
注ぐだけだ。
日銀の独立性はかまわんが失敗してもいつも失敗を認めない
というプライドの高さ&失敗を追及できない制度って何とかなら
んのかね。
まったく。金融政策はもっと透明性を向上させるべき。
あと、量的緩和解除後どうする気なんだ?
量的緩和解除って言っても相変わらず超低金利だし。
>>98 解除されないリスクって何?上の方の透明性とか信認についてのことだろうけど、
そもそも緩和解除の3条件って言うけど、あれも量的緩和そのものの評価については
完全に思考停止したままなんだよね。その点で既に要求されるべき説明責任を果たしていない。
仮に解除されないリスクがあったとしても、解除するリスクの方が遥かに高いように思うね。
それは株価とか為替とか長期金利とか、色々表に出てきていると思うけど。
あ、マイナス金利はけしからん的な意味不明の没論理で興奮してる人もいたか。まあああいう議論は放置でいいでしょ。
>>100 与謝野は昔から産業政策論者で、需要サイドの政策には著しい嫌悪感を持った人。
政策通を自負する政治家は、財政金融政策で景気があっさり回復してしまうと、
自らの存在価値を脅かされるのではないかという、潜在的危惧を抱いている為か、
ことさら「見せ掛けの回復」とか「体質改善」とか精神論系のヤバ目のフレーズを多用する。
そういう与謝野は、日銀の側からしてみると自らの政策的失敗を糊塗するには
非常に利用し甲斐のある(もちろん元々本人が好きでやってる部分が大きいけど)政治家だよね。
経済財政諮問会議等、政府部内の論争では、
竹中中川(内閣府) vs 与謝野(経産省)谷垣(財務省)福井(日銀)
という構図だった。前者がインフレ政策志向、後者が引き締め政策志向。
谷垣はともかくとして、与謝野の任命は福井指名に匹敵する小泉人事の大失敗だったと思う。
補足。現在の与謝野はポスト的には内閣府の経済スタッフのトップに立つ人なんだけど、
思想的には経産省(旧通産省)系列に連なってるということね。過去のキャリアを見れば歴然。
要は、お上が色々口出しして采配してやらないと経済はダメになるんだ、という思考の持ち主。
当然、口出しの余地がない減税など財政バラマキ(と表現する)にはネガティブだし、同様に
金融緩和による低金利誘導も、ダメな構造を永らえさせるだけだって態度でやはりネガティブ。
104 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:25:46 ID:wQ6K/rZv
どうしよう・・
105 :
◆psych/5Jjs :2006/03/09(木) 14:28:44 ID:z3A++R6G
(′・ω・`)y―~~~量的緩和解除決定したやね
いつから解除?それが問題なんだよな。解除されるのはわかってるからさ。
解除決定キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
超初心者の僕が来ましたよ。
先生、質問!なんで日本銀行って人が賑わってないんですか?
109 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:36:24 ID:AGhCJNib
金利が上がってハイパーインフレになるんじゃねえの?
110 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:37:18 ID:PWfDq2YV
解除決定キタコレ
111 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:37:57 ID:J9VdZose
きたーーーーーーーーーーーーー
112 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:41:22 ID:FVtuhAlO
偽バブル終了しますた。
またもや、不景気再来間違い無し!!
113 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:41:39 ID:F8GF4jgJ
韓国オワタ
114 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:42:15 ID:UfofioTA
預金金利上がらないんだろ
また糞銀行どもボロ儲けか
115 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:42:59 ID:llGSJQzV
なんで日銀、こんなに必死なの?
117 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:44:58 ID:AGhCJNib
ごめん頭の割悪い私にも分かるように説明して欲しいんだけど、解除決定されてると具体的にどうなるの?
119 :
( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`)( ´,_ゝ`) φ ★:2006/03/09(木) 14:45:30 ID:???
120 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:45:40 ID:qE7kno0u
簡単に言うと
量的緩和つーのは、
病院いるベッドの患者の点滴をはずしたぐらい。
これからリハビリして社会復帰していく感じ。
逆にずっと点滴する期間が長いほど復帰が遅れるか
復帰不可能になる。
コピペ乙
122 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:46:37 ID:n7Eeug3e
金利が上がって世界中の金が日本市場に流入してくる
合ってる?
123 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:46:47 ID:FVtuhAlO
株価がどのくらいまで下がるのか心配ですね。
124 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:48:01 ID:AGhCJNib
なんだか
ウキウキ ワンダーランド
125 :
118:2006/03/09(木) 14:48:08 ID:0LdwoAOC
>>120 ありがとう。
つまり、これから日銀がリハビリに入るのか?
いや本当にアホでごめん。
126 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:50:41 ID:qE7kno0u
もっと簡単に言うと
量的緩和は銀行助ける緊急措置
お金をタダで貸してあげますから、担保の国債証券を預けてくださいと。
127 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:51:35 ID:c7hRKhcl
まだ家のローンも組んでないのに
>>126 理解できた。
一つ賢くなった本当にありがとう。
129 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 14:59:49 ID:aFZYOqe1
正直、解除してもなかなか金利は上がらんからあまし意味なイ
130 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 15:00:22 ID:DxQw24+f
>123
市場は折り込み済み
解除の度合いがどうかだけ
131 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 15:02:45 ID:qE7kno0u
だから、量的緩和なんて資本主義国家としては
異常な状態だったわけだ。
世界でどこの国もやったことないんだから。
ある意味、個人の預貯金を担保に銀行に金貸し
税金を投入して金融危機は過ぎたんだから止めましょうと。
副作用として、国債乱発とか個人資産の食いつぶしも止めましょうと。
132 :
◆KTVuYf7R7s :2006/03/09(木) 15:06:15 ID:vwHBAu4z
ま、緩和解除の直接の結果がどうこうより、相変わらず日銀は早漏であることが表明されたことだな
134 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 15:13:45 ID:qE7kno0u
本来は量的緩和で民間投資に向かうはずが需要がなく
銀行でカネがダブついてるだけ。
じゃあ、そのカネはどこへ行くかというと国債に行く。
今の量的緩和で起こったことは国債の800兆円バブル
これは民間のバブルとは違う公的なバブル
量的緩和が長引いた結果がこれ
銀行がまた悪いことを考えてます
みなさんご注意ください
給与ダウン、税金アップ、物価アップ、笑えるwww
137 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 15:47:30 ID:HFy3vb58
株価はN225,TOPIXともに大幅上昇!
はっきりさせたのが好感された。わかりやすい。
138 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 15:53:10 ID:hJyM2mG3
まあ、今年の景気後退のアリバイ作りやろ
2000年の小渕景気が冷え込んだのもゼロ金利解除というより
緊縮財政に戻したことが大きい。
大企業がリストラしないのは金利が低いせいもあるもんな。
140 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 16:43:31 ID:ZZnGAmQ9
貸出金利が上がって預金金利が上がらないから銀行はウハウハ
ただし国債たくさん持ってるところは苦しくなるな
早く日銀に買わせておいたところは大丈夫
つーか、日銀は銀行から国債買え買え言われる前に先手を打っただけだろ?
141 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 17:00:40 ID:hRL/50fp
これって国債の金利が上がって日本政府がデフォルトとかしないの?
142 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 21:03:46 ID:CI3VXBUM
漸く一つの山を越えたって感じだなぁ。
あとは東証の正常化とかいう小山を超えたら
いよいよポスト小泉ですな。
8月くらいに天井を試す相場になるのかね。
143 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 21:40:19 ID:t+mC70oc
日銀の金利や残高ごときで世の中動いてると思ってるのか。
なかなか笑わせてくれるじゃないか。
バブルで銀行があんなんなってしまった理由は他にあるだろうが。
そこをコントロールできなければ、何やっても関係ない。
144 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 21:42:58 ID:YTrrB092
量的緩和のよい影響だけ教えてください
>>118 簡単に言うと金利が上がる。
金利が上がるとお金を借りる企業が減って景気が冷え込む。
景気が冷え込むとデフレが長引いたり、株価や地価が低迷したままになる。
もちろん人によって判断は違って、日本経済は今景気過熱中でインフレ懸念があり、
株価も地価もバブルだと主張する人もいる。どっちが正しいかはここでは問わない。
ちなみに「ゼロ金利だから同じだ」という意見は間違いね。以下は物凄く簡略化した話。
銀行などが企業(国、住宅購入者、奨学金etc)に貸し出す際の金利は、その性質上、
相手はすぐに返せないから比較的長い期間の金利ということになる。「ゼロ金利」というのは
それと違って、銀行同士のお金の貸し借り、それも一日単位のやりとりの金利を表している。
つまり銀行は企業等に貸し出す以外にも、他銀行相手にお金を貸して儲けることもできるわけ。
それならどっちか有利な方に貸し出すよね?というわけで銀行の運用担当は、この両者の
どっちが有利な融資契約なのかを比較する必要が出てくる。
ここで最初に注目すべきは、企業等への貸出と銀行相手の貸出では期間が異なってくること。
たとえば「足元の短期の金利がゼロだから、1%の金利で半年貸し出す方が有利だよな」と
思って貸し出したのに、そのたった1ヵ月後に短期の金利が3%に上昇したせいで、
より有利な契約の機会を逃してしまうというような事態が起きる。だから銀行は企業等に
融資する場合、短期の金利が将来どうなるかという予測を立てて金利を設定する。
ということは、企業が安く資金を調達するには「ゼロ金利」だけじゃダメだよね。
「ゼロ金利が比較的長く持続しますよ」という見通しを市場全体が共有しないと上手く行かない。
量的緩和の効果の一つには、この「比較的長い持続」を市場全体にアナウンスするというものがあった。
「量」を減らすにはそれなりに手続き・時間が掛かる。その分その先にあるゼロ金利解除が遠のくという寸法。
>>143 じゃあ、この際日銀に金利を10%に上げてもらおうよ。
預金金利は上がる、でも企業は投資を止めない、ってことならこんなに楽しい事はない。実に楽しみ。
146 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 21:48:23 ID:MJ0NV0l9
しかし結局骨抜きの政策変更だなこりゃ。
これからの政策変更に際して明確な数値を置くことが、
結局短期の金利誘導への変更の大きな障害となったわけ
だ。
肝心なとこで政府に屈したか…
147 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 21:48:31 ID:2iLcj7Gt
>>146 その「骨抜き」のおかげで株価や長期金利が反転したんだよ。
逆に言うと、もっと強力な責任つきのインフレ目標値を導入すれば、もっと景気はよくなるって事。
>>147 円安誘導も効果の一つだね。
それらも含めて結局のところ、期待実質金利がどうなるかということに尽きる。
将来の実質金利が安くなれば、
・日本円の(実質)金利が安くなることで、円からより高金利で有利なドルなどへ
資金需要が移り円安となって輸出企業に有利。
・企業が安く資金調達できるから投資が増える、投資が増えると雇用も増える。
・低金利を嫌って、債券から株や土地などへ資金が逃げる。株価も地価も上昇。
資産上昇効果により、企業が十分な担保を獲得して投資に有利になったりする。
などなど。
149 :
報道ステーション見て:2006/03/09(木) 22:10:10 ID:NWk4MWAZ
なんで谷垣さん、あんなに満面の笑顔なん?
150 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 22:15:04 ID:38FeBcaC
HNKニュースで2ch流しやがった、なんだか嫌だなぁ
>>149 報ステ見てないけど
1.上で誰かも言ってたように
「緊縮財政にして景気が冷え込んでも日銀に責任転嫁できるから」
2.上で誰かも言ってたように
「思ったより日銀は緩和寄りな態度だった為、国債消化が簡単になりそうだから」
3.上の二つにも関係するが
「日銀が政治的圧力を感じてくれているのがよくわかって実にいい気分」
4.そんな極めて財務省的な思惑とは別に、単純に
「今後の景気に思ったほどゼロではないものの、それほど悪影響が出ないのが嬉しい」
>>!50
どんなニュース?
>>151 このスレw だと思う、他にも立ってるから確かではないが。
153 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 22:33:57 ID:MJ0NV0l9
>>148 そんなんで景気回復なんかするわけないぢゃん。
そんなん一時的にすらならないよ。
結局、金利が立つまでゎ景気への実質的な影響ゎあまりないし、
金利を立たせたってしばらくゎ景気引き締めにもならんよ。
注意すべきゎ長期金利の動向のみ。
これに対する配慮が少しでも足りないと…
先に言うね…
また、失敗かw
>>155の数字はちょっと古いね。まあ勝手に調べてみて。
157 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/09(木) 22:42:51 ID:5DmQogaG
デフレのおかげで雇用者所得減少してるんでサラ金は貸し倒れが増えてるよ。
金利ってのは実質金利で考えないとダメ。旧社会党レベルの大ボケ。
>>155、逆じゃなくて裏かな。まあわかると思うけど。
あと古いのは「プラザ合意以来の最安値」という情報ではなく
それをきちんと反映していないグラフのことね。
160 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 00:21:40 ID:REKEkBmX
金融関連のスレってホント伸びないねぇ・・・
161 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 00:29:39 ID:PbPHM6Wh
竹中の言い分を聞きたい。あの人やってる事むちゃくちゃだけど、
考え方は、間違ってないと思う。
だって暇な学生かニートしかいないから、
ニュースの意味が理解できないんじゃん
金融が専門の学生は、程度の低さにレスすらしない
163 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 00:35:40 ID:PbPHM6Wh
量的緩和政策を解除する事で少なくても起こる事。
1.金利が上がる&債券価格の下落
2.銀行の預金利息が上がる事は考えにくい。
3.1のせいで、株価下落。
4.1のせいで、変動金利の住宅ローン組んでいる人が死ぬ恐れ。
5.1のおかげで、今のうちに固定金利でローン組む人急増→駆け込み需要発生。
とまぁ、消費者に起こりえる事象だと思うけど。。。
金融・企業側に起こることってどんな事だろ?
市中から資金集めにくいから設備投資しにくい。
ただ、今回のは景気の状況を見て金利あげます。って言う態度の表明で、言い換えるなら金利上げても対応できる程度の設備投資にして下さいね?って感じの宣伝に近いかと。
日本だけ金利をあげていたら日本から資金が逃げるけど、世界的な金利上昇が今のトレンド。
だから大規模に資金が逃げることは考えにくいかと思います。
>>161 竹中は解除批判してたはず。
インフレ目標も積極的なようだし、「よいデフレ」といってたころよりマシになってる。
>>164 金利上げたら資金が逃げるというのはおかしくないか?
普通逆だろ。金利上げたら資金が集まり自国通貨が高くなり、下げたら資金が逃げて安くなる。
今の日本はデフレなんだから、資金が逃げて円安になったほうがいいくらい。
>166
輸出国のこの国じゃ円高だと不況になるんじゃないですか?
そうゆう経験則から投資資金は海外に逃げるでしょ?
>>167 日本は内需主体の国だよ。
絶対的な額が大きいから、そう見えるだけ。
原則、金利が上がれば資金が集まる
ただ、金利が上がりすぎるとデフォルトのリスクから、
何かをきっかけに一斉に資金が逃げる
>>170 輸出主体の業種は困るだろ。
そんなに単純ではない。
>>170そんなこと極端な話じゃねぇと恥ずかしがりながら自己レス
>>167 矛盾してるぞ
海外に資金が逃げたら円高にならんがな
174 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 01:13:10 ID:gDUXni4+
教えてエロい人
デフレ脱却には、異常にものを安く売る業者を規制する必要がありませんか?
それはダメなのか。
今日もちゃんとしたジャケットが525円でした。
ホームセンターやドラッグストアに行くと何でも安くてうれしくなるけど、
デフレは終わんねーなと思う。
>>173 金利が上がる→円高になる→不況になると予測して資金を海外に逃がしたくなるのが人情ではないですか?
176 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 01:19:46 ID:DbhD4v7Z
円高になるなら今海外に送金するのは損だろ
>>175 その仮定だと
円高になる→不況を予測→資金が逃げる
→円安になる→好況を予測→資金が集まる
→円高になる→・・・
の無限ループ
178 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 01:23:41 ID:oFuW7XV0
そんなにイギリスにカラスを呼びたいのですかね、どっかの会議は
物心付いてからおよそ20年、円高のときの方が景気良かったよ?
でも、製造業は海外流出、技術も雇用も海外流出、
そして日本沈没って結果になっちゃったみたいだけど。
>>174 物を安く売ってるのが悪いんじゃなくて、
物が売れなくて安く売らざるを得ない状況が悪い。
結局その安く売らざるをえない状況を作った日銀氏ねということになる
182 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/10(金) 02:11:48 ID:CI1OFtxv
>>179 円高にくわえて規制にがんじがらめで それでも景気はよかった。
>>181 どうだろうねぇ。バブルやその後の失策は確かに多かったが、
政府や銀行にも問題が多いよ。
>>179 製造工場は日本へ回帰中。
技術は賞味期限が短い。そして、流出してしまった技術は陳腐化傾向。
最近は技術流出に随分と神経を使うようになっている。
工場の日本回帰の原因の一つが技術流出防止だしね。
とにかく、過去の技術流出による損失は時の経過とともに消滅するかと。
不況・デフレの一番の原因は、結局のところ
銀行が不良債権抱えて金を貸さなくなった事だよ。
そしてマネーサプライが減って、デフレスパイラル。
じゃあ、BIS氏ねバーゼルに隕石落ちろ
昔のまま製造工場を日本に戻すには自治体の協力なしにはむずかしい。
既存の工場地帯は集合住宅やショッピングセンターになっている。
ゼロ金利解除だと、すぐに国債の利率に影響してくるの?
短期と長期の関係がいまいち分からん。
お手本となるアメリカは、短期が割高というわけわかめな状態になってるし
>>188 長期だから、将来の金利を含めることになる。
極端な話、今日はゼロ金利で明日から10%金利だったら、
0%で貸すような馬鹿は少なくて、10%に近い金利で貸すようになる。
だからゼロ金利解除そのもので長期金利は上昇するが、
その後の上昇基調を考慮した展開になる。
190 :
風の子 φ ★:2006/03/10(金) 16:32:15 ID:???
日銀総裁「いずれ中立的な金利に戻す」…衆院委で答弁
日本銀行の福井俊彦総裁は10日の衆院財務金融委員会に参考人として出席し、今後の金融
政策運営について、「いずれは中立的な金利水準に徐々に戻すということが、これからの日本経済
の活力を真に引き出す道につながる」と述べた。
さらに、「金融政策運営は荒業ではなくて、最も適切なタイミングできめ細かい金融政策を連続的
に打ち出していく」と強調した。
自民党の越智隆雄氏の質問に答えた。
(2006年3月10日12時49分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060310i306.htm
>>183 政府や銀行が努力したって、日銀が引締めやるならデフレは続く。
>>184 不良債権処理が終わらなかったのは日銀の緩和が不十分でデフレが続き、株土地の価格も企業も売り上げも減り続けたから。
バブルでできたのは90年代前半には終わってた。その後も減らなかったのはデフレが終わらなかったから。
そもそもバブル崩壊だって日銀の急激な利上げで景気が落ち込み総量規制で土地が売却できずに不良債権化したからだし。
銀行がかね貸さなくっても日銀がもっと早く利下げして、0金利や量的緩和ももっと早くやってればデフレにならなかった。
財政バラまきだって日銀引き受けでやって置けばよかった。
銀行は景気がよくなれば貸し出しを増やすもの。銀行に貸し出し増やさせて回復させるのは本末転倒だろ。
192 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/11(土) 07:59:12 ID:Nhl51Eln
小渕の景気対策は国債に丸投げ
小泉の景気対策は量的緩和に丸投げ
財政も日銀も大変です
193 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/11(土) 08:02:21 ID:Nhl51Eln
バブル崩壊で様々なところが悪影響をこうむったが、
きっちり売り抜けて悠々自適の連中も多数
今回もしこの後崩壊したとしても、
きっちり売り抜けて悠々自適の連中が多数
海外リゾートで悠々自適
そこに竹○元大臣登場
「いやー、もうちょっといけたのになー 福井が言うこと聞かねーんだよ」
194 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/11(土) 08:13:11 ID:0hpltIkb
>>191 銀行が貸し出しできなくなったのはBIS規制のせいじゃないの?
G5→G7→そして内需拡大&公定歩合上げ。
すべてはそこから始まっている。アメリカ様のために、そしてアメリカ様を助けるために。
【経済コラム】大きなリスクを背負った日本銀行―W・ペセック (ブルームバーグ)3月10日(金)14時26分
ttp://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext.html?id=10bloomberg11a1dW4R_1qF7M 結果は予想通りだった。 だが、歴史に残る誤りを犯した可能性もある。
会合出席者のメディア対応でさえ疑問府が付く。日銀が金融政策の変更を発表する45分前、NHKは福井
俊彦総裁が量的緩和政策の解除を提案したと報じた。長年にわたり中央銀行を観察している者であれば、
こうした情報のリークは欧米では考えられないと誰もが思うだろう。
日銀はなぜ急ぐのか?あと数カ月間待つことはできなかったのだろうか?
重要なのは、日本経済がデフレからインフレに転じたことについて、政府
の統計や具体的な経済事例の裏付けが必要だということだ。日銀声明は「消費
者物価指数の前年比は、先行きプラス基調が定着していくとみられる」として
いるが、これは裏付けではない。リスクはインフレだとする日銀の認識が間違
っていることが証明される事態になれば、すでにほとんど信頼されていない中
銀の信用はさらに失墜するだろう。
日銀の歴史を見れば警戒が必要だ。1980年代、日銀は政府の要請を受けて
長過ぎる金融緩和を実施し、バブルの引き金を引いた。その後は行き過ぎた引
き締め策を取り、再度、金融緩和に転じたが、日本経済を浮上させることはできなかった。
2000年8月のゼロ金利政策解除も早過ぎた。考えていたほど景気も物価も
上向かなかったことが明確になると、日銀は政策転換を余儀なくされた
しつこいデフレが続いた後で、今度はすぐにでも抑制できないほどの物価
上昇に直面すると日銀は考えているようだが、それは間違った考えだ。中国と
インドからの安価な輸入が引き起こすデフレ圧力は、日本の物価を抑える可能
性がある。国民が将来に期待を持てるような公的年金制度の改革に政府が失敗
していることも、物価抑制の要因となるかもしれない。
日本の金利を従来の状態に戻すことに専念している。
日銀のこうした姿勢は、日本経済に対する失望につながることになるのかもしれない。
別に銀行は過剰に貸出を絞っていたわけじゃないよ。
正常な企業はデフレ不況を前にしてお金を欲しがらなかったというだけ。
日銀自身が公表している統計でも、90年代半ば以降の日本経済において
企業部門は戦後初ともいえる資金余剰状態だったことがわかっている。
これは大企業だけではなく中小企業単独で見た場合もそうだった。
銀行は単にお金のいらない企業から融資を引き上げていただけ。
もちろん平時と同じようにダメ企業からも強制的に引き上げるけどね。
ということは、不良債権問題に象徴される銀行システムは、それほど経済全体にとっては
根本的な問題ではなかったということになる。今でも前年比で多少プラスになっただけで、
銀行融資全体はさほど伸びていない。にもかかわらず、景気はそれなりに長い間拡大を
続けてきている。投資する金は結構みんな企業は持ってたわけ。むしろ不良債権が問題だ、改革しなきゃ、
と言って、倒産連鎖を予測させるかのような政策をアナウンスしてきた悪影響のがずっと大きかった気がする。
じゃあ結局根本的には何が悪かったと言うと、個人や企業や役人が努力しなかったから・・・とかいう
ことでは特になくて、繰り返しになるけど企業に、デフレ期待売り上げ減少期待が蔓延して投資する気に
ならなかったと言うだけ。この場合第一義的に責任を負うべきは物価をコントロールする中央銀行。
日本で言えば日銀の政策的失敗を問え、という話に当然なる。
企業が自分で銀行作ったからな。
>>191 >
>>183 > 政府や銀行が努力したって、日銀が引締めやるならデフレは続く。
道路公団民営化は形ばかりで、高速道路建設は実質上計画どおり進められ、税金が無駄遣いされる
郵政民営化はブッシュの意を受けてのもので、日本の貴重な資産を活用できなくしただけ
銀行に至っては、超低金利と法外な手数料収入で一般国民の財産を吸い上げて利益を出しただけだろ
政府や銀行がどんな努力したって言うんだ?
>郵政民営化はブッシュの意を受けてのもので
小泉さんはブッシュが大統領になるはるか前から民営化って言ってなかったっけ?
>>200 ブッシュっつーか、年次改革要求に従ってるだけじゃん?
郵政民営化は旧大蔵省時代から大蔵官僚銀行族議員の悲願。
基本的に誰がどんな差し金で動こうと結果の良し悪しで判断すべき。
わかってることは郵政民営化はくだらない政策だった事。
203 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/14(火) 08:18:56 ID:KAkweVJF
まあ、なんだな
日・米・中・韓とも、政権が軒並みレームダック現象を起こしていることだけははっきりしているな
その不安定さから、対外緊張を煽ったり、実態に合わない経済政策にならないことを祈るばかりだ
204 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/14(火) 14:29:56 ID:lgFfJL8T
景気が回復しているって言うけど、手放しでは喜べない。
単に外需が逼迫していたから鉄鋼、造船、化学などが儲かっただけであって、
日本企業が儲かる体質になったわけではない。
循環的なものは一巡すれば元にもどるだろう。
自動車が強いのは頼もしい限りだが、日本車がビッグ3を過去のものにしたように、
トヨタもいずれ抜かれる日が来るだろう。
その日がなるべく先になることを祈るしかない。
205 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/17(金) 05:47:53 ID:flRu0S3w
ヒュンダイにですか?
そーいや、ヒュンダイは日本での販売始めたんだったっけ??
キムチのクルマ? あ、無理。
安かろう、悪かろうを脱却しないとw
>>199 低金利で銀行が利益上げたとか言うけど、デフレ不況続いていくつもつぶれてるし、
倒産が増えて不良債権も増えてたわけで、大して儲かってたわけじゃない。
金利下げなきゃもっとつぶれて公的資金投入するか預金引き出せなくなってただけ。
高速道路建設も悪いことじゃないし、郵政民営化しても郵貯簡保の金は旧勘定として分離されるから活用できなくなるわけでもない。
景気対策は銀行がすべき努力じゃなくて、政府日銀がすべきこと。
過疎ってるなあ。
金融政策の影響は通常少なくとも半年経たないと効果が出ないと
言われてるんで、ちまちま長寿スレ化することをほんのり期待して保守。
209 :
名刺は切らしておりまして:2006/03/31(金) 00:32:43 ID:ssGR8Ps5
国債が借金であることは事実であるが、それは形式的な議論でのみ妥当
するのであり、国債とは本質的には、総支出(総需要)を調節するため
の手段でしかないのだ (ラーナー『雇用の経済学』第一章)
それはまた、庶民が想像するところの借金とは異なるものである。すな
わち日銀が国債をたとえば、500兆円買取って保有した場合に、その
利息収入は日銀の手にはいるが、その利益は政府に納めなければならず、
単なる帳簿上の債権債務となることから明らかである。
さらに明確に国債の本質をとらえるためには、政府の子会社である日銀
を、年末30日に政府に吸収合併するところを想像すれば良い。そうな
ると国債の債権者が政府となるのであり、債権債務が同一人格に帰属す
ることになり、民法における混同の法理により、債権債務が消滅するの
である。これを借金と呼称することには、いささかの無理があることが
分かるだろうと思う。
210 :
名刺は切らしておりまして:2006/04/02(日) 01:27:17 ID:gedZJZEj
長期金利が1.7を超えて
住宅ローン金利も、定期預金金利も上がっているんだが
どうも政治相場っぽいなあ
為替が動いてないもんね
そんなすぐに結果は出ないよ。一年単位とかじゃないと。
だいたい、まだ超金融緩和状態だし。