凸版印刷は、指静脈と手のひらの静脈の認証情報を、1枚のキャッシュカードに
登録できるICキャッシュカード「SMARTICS-C1SJ」を3月に発売する。価格は
10万枚ロット時で1枚350円。来年度80万枚の出荷を目指す。
銀行ATMなどで静脈認証の導入が進んできているが、指静脈方式(みずほ銀行、
三井住友銀行などが採用)と手のひら静脈方式(三菱東京UFJ銀行などが採用)の
2種類があり、方式の違う金融機関で他行取引する際、認証できなくなるおそれがる。
新製品は両方式で利用でき、他行取引も安心して行えるとしている。
新製品は、「ICカードワールド2006」(3月7日から、東京ビッグサイト)の同社ブースに
出展する。
ITmedia
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