[ジンデルフィンゲン(ドイツ) 16日 ロイター]
ダイムラークライスラーが16日発表した第4・四半期決算は、高級車メルセデス部門などが予想外に好調だったことを受け、営業利益が増加した。
第4・四半期の営業利益は10億4800万ユーロ(約12億5000万ドル)で、ロイター調査による予想平均の9億7200万ユーロを上回った。
同社は「営業利益は今後数年増加を続ける見通しで、2006年の収益性は改善する」との見方を示した。
2006年の利益見通しについては、先に発表した人員削減のコストを計算した時点で、詳細を発表する予定という。
第4・四半期営業利益の増加は、メルセデス部門、米クライスラー部門、金融サービス部門が予想以上の業績だったことが寄与している。
メルセデス部門の営業利益は100万ユーロ。ロイター調査では、1億1900万ユーロの赤字が予想されていた。
クライスラー部門の営業利益は予想を上回る4億2800万ユーロ。商用車部門は予想外に3億5700万ユーロに減少した。
2005年の年間の営業利益は51億8000万ユーロだった。
ソース
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200602160088.html