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934日本経済新聞 2006年3月30日 13版
GM、いすゞ株売却へ 三菱商事・伊藤忠に取得要請 −日本勢への出資 全面見直し−

 米ゼネラル・モーターズ(GM)は保有するいすゞ自動車の株式を売却する方針を固めた。打診を
受けたいすゞは、三菱商事や伊藤忠商事など、いすゞと関係が深い企業に株式買い取りを要請した。
GMはトラックの相互供給など業務提携は続けるが、いすゞの実質的な筆頭株主の座から降りる。
経営不振のGMはすでに保有する富士重工業とスズキの株売却に動いており、1970年代から続いて
きた日本車メーカーとの資本関係を大幅に縮小する。(関連記事「企業総合」面に)

 GMは現在いすゞの発行済み株式の7.9%に相当する約9千万株を保有する。29日までに株式
売却の方針をいすゞに伝えた。29日終値で計算したいすゞの株式時価総額は約4860億円。GMが
保有する全株を売却した場合、売却額は約380億円になる。業務面の提携を円滑に進めるため、
一部株式を保有し続ける可能性もある。
 いすゞは、いすゞ株を保有する企業に対し、GMの保有株の大半を分割して引き受けてもらうよう要請
を始めた。いすゞの株主には三菱商事、伊藤忠商事、みずほフィナンシャルグループなどがあり、
三菱商事と伊藤忠は引き受ける方向で検討している模様だ。
 両商社はすでにいすゞの普通株を一部保有。2004年には議決権のない優先株も取得しており、
今後普通株への転換が進む見通し。今回GMが保有する普通株を買い取ると、いすゞの実質的な筆頭
株主はGMから両商社に移行する公算が大きい。両商社は出資比率引き上げを機に、物流・販売・購買
などでいすゞとの協力関係を深める。
935名刺は切らしておりまして:2006/03/30(木) 05:21:11 ID:g3U/ErC1
続き>>934
 GMといすゞは1971年に資本提携。いすゞが経営不振に陥った2002年にはGMが出資分(49%)を
全額減資した上で100億円を増資。いすゞ再建を支援した経緯がある。
 GMといすゞはトラックを相互供給しているほか、ディーゼルエンジンを米国とポーランドで共同生産して
いる。ディーゼルエンジンで高い技術力を持ついすゞはGMの商用車事業にとって欠かせない存在となっ
ていた。いすゞのGM向け売上高は年間2千億円超に達しており事業面の提携は今後も継続する方針。
 GMは日本車の攻勢や低燃費車への対応の遅れなどから経営が低迷。2005年度の最終赤字は
105億ドル強に達するなど収益力の落ち込みが著しい。株主から資産売却の圧力が強まり、昨年10月
には保有する富士重株をすべて売却。今年3月上旬には、保有するスズキ株20%のうち17%を売却した。


…まだNIKKEI NETとかには来てないですが、スレタイには
「ビックスリーの一角、脱落か」とでも入れたいデスねw