http://www.asahi.com/national/update/0223/TKY200602230353.html 談合と天下り「直結しない」 会見で日建連会長
2006年02月23日20時57分
日本建設業団体連合会の梅田貞夫会長(鹿島会長)は23日、建築業協会と合同の定例会見で、防衛施設庁の官製談合事件をめぐる天下り批判について、
「官製談合と天下りは一般に直接結びつくものではない。談合のための天下りでは、という考えは、いかがなものか」と述べた。
また、建築業協会の野村哲也会長(清水建設社長)も「受け入れるかどうかは個々の会社の判断だ」と話し、
ともに官庁OB採用を自粛する考えのないことを表明した。
今回の談合事件について、梅田会長は「昨年末に法令順守の徹底を各企業にお願いした矢先で、非常に残念だ」と述べた上で、
「今回の事例は(官庁OBの)誤った活用をしていた。以前のことを追及されるのは仕方ないが、今後は問題になることのない環境をつくる」と話した。