金融機関の外国人持ち株比率が上昇している。
2005年9月末には、大手銀行や生損保の同比率が初めて3割を突破し、地方銀行でも比率が高まった。
不良債権処理の進展と景気回復で、金融機関の業績が上向いてきたため、外国人が積極的に投資している。
外国人株主が増えたことで、金融機関の経営者は一段と株主重視の経営を迫られそうだ。
大手行7グループ平均の外国人持ち株比率は05年9月末で30.1%。
3月末か3.7ポイント上昇した。
外国人の比率が5割を超えるキヤノンなど一部事業会社と比べるとなお低いものの、
金融システム不安がくすぶり、比率が一ケタ台だった03年3月末に比べると急速に上がった。
ソース:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060131AT2Y1300F30012006.html