大阪市の第三セクターで唯一ジャスダックに上場している港湾施設運営会社「大阪港振興」について、
同市港区の海運会社「辰巳商会」が株式の公開買い付け(TOB)をすると26日、発表した。
50%を出資している市も「民間経営で大阪港の発展に寄与できる」として応じる方針。
第三セクターを対象にしたTOBは珍しいという。
大阪港振興は1947年に設立。大阪港周辺に商業ビルや冷蔵倉庫を所有し、港湾業者への
賃貸事業などを展開している。従業員40人で年間売上高は約27億円。一昨年暮れにジャスダックに上場した。
大阪市の外郭団体のあり方を見直す委員会から「三セクとしての役割を終えており、市の資本関係を
見直すべきだ」と指摘されていた。
辰巳商会は1920年創業、非上場で従業員約840人。直近3カ月の大阪港振興の平均株価1924円に
38%のプレミアムを加えた1株2650円で株式を買い取るとしている。他に新たな買い手が現れなければ、
市は現在保有する100万株を売却し、26億5千万円の売却益を得ることになる。
■ソース
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200601260031.html 依頼ありました
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1134314674/781