日本企業が関係する企業の合併・買収(M&A)件数が、2005年は2552件と
過去最高となり、世界的に見ても04年の4位から2位へ躍進したことが10日、米調査
会社トムソンファイナンシャルの調べで分かった。首位は米国で9045件、3位は英国で
2425件だった。
世界的な「カネ余り」を背景に年金基金など大口の海外マネーが、デフレ脱却に向か
いつつある日本市場に流入、投資ファンドなどを通じてM&A市場が活性化した。
市場規模では、首位の米国とまだ開きはあるものの、伸び率は各国の中でも際立っており、
関係者は「日本はM&A大国への道を着実に進んでいる」と指摘している。
05年の世界のM&A件数(公表ベース)は約3万2000件、合計金額は
約2兆7000億ドル(約308兆円)で、ともに前年を上回った。中でも日本市場は
過去最高だった前年より件数が23%増え、件数が減った英国、中国を抜き2位に浮上。
金額も前年の2倍の1675億ドル(約19兆1500億円)に膨らんで、米英に次ぎ3位となった。
ただ、国内総生産(GDP)と比較したM&A市場の金額ベースの規模は、まだ米英より
下回っている。日米のM&Aに詳しい米系弁護士事務所「シャーマンアンドスターリング」の
ケン・レブラン氏は「市場が成熟した米国と違い日本はまだ高い成長が期待できる。一段の
市場拡大には、M&A関連の法制度の拡充やM&A専門家の増加が課題だ」と分析している。
引用元
http://www.sankei.co.jp/news/060110/kei085.htm ◆ビジネス+スレッド作成依頼スレ★21◆
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1134314674/471