10、11月の2カ月間実施した香川、岡山から瀬戸大橋の与島PAまでの往復割引で、
期間中のUターン交通量が、前年の2倍強となることが30日、
本州四国連絡高速道路会社のまとめで分かった。
半額割引に伴う利用者増が増収につながったことから、
香川県交通政策課では「利用促進の効果があった」と評価。
来年以降も割引の実施を目指し、本四高速に協力したいとしている。
同日開かれた11月定例香川県議会総務委員会(鎌田守恭委員長)で、
斉藤勝範氏(自民・三豊一区)の質問に答えた。
往復割引は、本州四国連絡橋公団(現本四高速)の民営化を記念し実施。
10、11月の2カ月間に計3ルートで行い、瀬戸大橋では、
坂出、児島などから与島PAまでをUターン往復する場合の通行料金を半額とした。
交通量の調査は、普通車や軽自動車が対象。
まとめ(速報値)によると、10月1日から11月27日に割引を利用し、
与島でUターンした交通量は1万2189台。
曜日をそろえて比較した結果、昨年10月2日から11月28日(4997台)の2.4倍を記録した。
利用者増を図ろうと、さまざまなイベントを開いた土・日曜、祝日の平均交通量は
386台で、昨年の142台を大きく上回った。
同課は「料金の引き下げで大勢の人が与島を訪れた。
一層の利用促進に向け、定期的な割引の実施などを働きかけたい」としている。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200512/20051201000104.htm 本州四国連絡高速道路株式会社
http://www.jb-honshi.co.jp/