自動車用品店運営のオートセブンは5日、自動車整備の専門学校を傘下に持つ大阪市と
京都市の学校法人と人材育成で提携したと発表した。
オートセブンは2006年4月から社員の研修を両学校法人に委託するとともに、専門学校の
卒業生の就職受け入れ数を従来の約4倍に増やす。
自動車整備に詳しい社員を増やし、サービスを向上させるのがねらい。
オートセブンが提携したのは「則天学園」(大阪市)と「京都デザインアカデミー」(京都市)。
則天学園が経営する「日本自動車ビジネス専門学校」など計四校に、オートセブン店舗で
自動車整備などを手がける技術系社員約40人を派遣。特別カリキュラムで車体表面の
傷の補修や様々な車種の整備の技術を習得させる。
四つの専門学校からは毎年合計で5―6人の卒業生がオートセブンに就職しているが、
07年4月から20人程度に引き上げる方針だ。将来はオートセブンが進出準備を進めている
中国に専門学校の教員を送り出し、現地で整備士を育成することも検討する。
■ソース
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20051005crf0500p05.html