【歯周病】サンスター、歯周病菌を殺菌するうがい薬やドロップを発売[9/22]

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1 ◆BaaaaaaaaQ @BaaaaaaaaQφ ★
サンスターは、歯周病菌を殺菌する効果のある薬用成分CPC(塩化セチルピリ
ジニウム)を配合したうがい薬「G・U・M メディカルガーグル」(20ml、578円)と
シュガーレスのドロップ「G・U・M メディカルドロップ」(24粒、525円)を9月7日に
発売した。また、のどスプレー「G・U・M メディカルスプレー」(30ml、924円)を
9月20日に発売した。

 CPCは、口腔内に存在する歯周病菌などの細菌を殺菌する効果があり、
同社G・U・Mシリーズのデンタルペーストにも含まれている成分。

 歯周病菌は、歯周病を引き起こすだけでなく、歯周ポケットから体内に入り込むと、
血流に乗って動脈や心臓の弁膜などに付着する。一度付着すると取り除くことが
できないため、「歯周病の人は、そうでない人より動脈硬化や心臓血管系疾患に
なるリスクが高いようだ」と東京歯科大学大学院研究科長の奥田克爾氏は話す。

 また、歯周病菌などの口腔内細菌がのどから肺に入ると、高齢者が誤嚥(ごえん)
性肺炎を引き起こすことがある。「のどには、口腔内と同種の菌が存在しているため、
のどの殺菌も大切」(同社)という。

 同社は、口腔内だけでなく全身の健康を考えたオーラルケアとして、歯周病菌
対策の「G・U・M(ガム)シリーズ」を展開している。

http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/399331
2名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:17:22 ID:OE9B7tWQ
ちんちんからうみがでてきた
3名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:17:25 ID:dsIbCalu
>>2は重度の歯周病
4名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:18:15 ID:OE9B7tWQ
ししゅうびょうのほうがましだよ
5名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:18:16 ID:XI4dr0JB
ついでに歯周病菌以外の善玉菌も殺菌されちゃうわけですね。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:18:30 ID:okDcc1tS
>>2
それエイズだよ
7名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:19:14 ID:OE9B7tWQ
がーん
まだ
8名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:20:42 ID:c2Xyt76Z
Ora2もうがい薬で出して欲しい。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:21:02 ID:JLJj+g5d
小学生のスレはここか?
たまの冷やしすぎ
10名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:29:09 ID:awxq9xah
歯周病菌を殺すのはいいんだけど、
そのほかの有用な菌まで殺すことにならないの?

おまんこ用のビデとか、使いすぎて清潔にしすぎると逆効果だよ。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:30:51 ID:RY45UDA6
>>1

ヒント:耐性菌の誕生
12名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:35:48 ID:4L1dfw4O
虫歯菌を瞬滅させるとかいう薬はどうなった?
13名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 21:55:57 ID:uC+3cjJr
ところで今までのG・U・M の歯磨き粉にも入ってる成分だろ、これって。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 22:37:55 ID:2YPtMFxW
歯間ブラシに専用の殺菌歯磨き剤つけて、念入りに一週間ほど磨いてたら
下痢が止まらなくなった。肛門の踏ん張りがまったくきかなんだ。
歯磨きやめて、ヨーグルト飲みまくったら、すぐになおった。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 22:41:34 ID:fcbH9T6Q
どうせ厚労省の認可した範囲内の濃度のCPCでは大した効果も持続性も期待できない。
処方箋薬としてでもかまわないから高濃度CHXの口腔内使用を解禁しろ。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 22:48:57 ID:tF/ERQrm
所詮、厚労省の天下り会社。儲けるためなら殺人でも何でもやるよ。



17名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 22:55:37 ID:quJ2irpT
口腔内の常在菌を完全に殺菌(=滅菌)することは現在の医学では不可能です。
たとえばグルタールアルデヒドなどの強力な薬品を使えば口腔内を無菌状態にすることができるかもしれません。
しかしそうした薬品は「粘膜である」口腔内をただれさせてとんでもないことになってしまいます。
塩化ベンザルコニウムやイソジンなどで消毒はできますが、一時的に菌量を減少させるだけですぐ戻ります。
また口腔内には歯周ポケットなどの菌が隠れやすい場所があり、さらにそこに菌たちは歯垢(=プラーク)という
バイオフィルムを形成して潜んでいます。プラークは粘着性の物質なので、液体であるうがい薬やスプレーは奥まで入っていけないのです。
とけたドロップも同様でしょう。弱めな消毒といった感じでしょうか?
現在の歯科では、歯周ポケットの殺菌にテトラサイクリン系の軟膏が使われています。注射器に入っていて、歯垢や歯石を除去したあとに
直接歯周ポケットに挿入するのです。LDDSという方法です。テトラサイクリンは歯周病原菌に対して大きな抗菌スペクトルを持っています。
また歯垢・歯石を除去してから挿入することで効果も高まります。カプセルに入ったテトラサイクリンが少しずつ溶け出すので、
約1週間効果があります。保険適用ですし、多くの歯科医院でおこなっていると思います。
こうした治療を行ったうえで、口腔内を良好な状態に戻し(もちろん菌はいますが)予防的に使うのなら
効果も少しはあるかもしれません。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:10:23 ID:fF3lz6yL
ふつーに、抗菌剤を常用して、体に害は無いものなんですか?
殺菌剤ドロップで食べるのは抵抗があるんですが・・。
耐性菌とかも・・。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:27:42 ID:quJ2irpT
抗菌剤の必要以上に過剰な投与、長期間の投与は薬剤耐性菌を産む恐れがあります。
MRSE(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)などが有名ですね。最近ではメチシリンだけでなく、
「最後の砦」とされていたバンコマイシンの耐性菌もでてきたようです。
こうした耐性菌は、免疫力の落ちたお年寄りなどに感染すると重篤な症状を起こします。
もともとは大した菌ではないのですが、抵抗力のない状態(抗菌薬きかない・老人は免疫が落ちる)
だと暴れまわるわけです。
しかし今回の製品は殺菌薬というより「よわーい消毒、イソジンでうがいしてるくらい」
なので心配は要らないと思います。まだ商品を見ていないのではっきり断定するのはよくないと思いますが、
少なくとも命に関わるようなことはないでしょう。また耐性菌の可能性も低い(というかゼロ)でしょう。
そもそも処方箋のいらない「薬用」ですから、毎日1本がぶ飲みするくらいでないと悪影響は出ない程度になっています。
毎日きちんとブラッシングして「菌の住みか」を掃除し菌が増えないようにして、予防的に使われたらと思います。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:33:02 ID:jSsaK1Um
サンスターってオートバイ用ブレーキディスクの大手メーカーだぞ。
最近ウウェーブディスクの本家のブレーキング社も吸収合併した。

http://www.sunstar.com/2.0_product/safetytech/industry/motorcycle/index.html

正解No1のトップシェアを誇る一流企業なのに、
なんで歯磨き粉なんか作っているんだ?

21名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:33:07 ID:quJ2irpT
ご存知の方も多いと思いますが、中年以上の方の歯を失う原因はその多くが
虫歯ではなく「歯周病」によるものです。
きちんとブラッシングして3ヶ月に一度は歯医者さんでチェック・プロによるお掃除を
受けましょう。
学生時代、実習で上あごに入れ歯様のものをつけましたが、食事は大変に味気なかったです。
お年寄りのつらさがよくわかりました。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:33:13 ID:/kDBwLbW
>「歯周病の人は、そうでない人より動脈硬化や心臓血管系疾患に
>なるリスクが高いようだ」と東京歯科大学大学院研究科長の奥田克爾氏は話す。
消費者を恐がらせてほとんど効果のない薬を売りつけるサンスター。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:35:41 ID:quJ2irpT
サンスターが、、、知りませんでした;^^
24名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:37:49 ID:quJ2irpT
効果がないとまでは思いませんが、あのCMをみたら「これで歯周病から逃れられる!」
って誰でも思いますよね。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:44:07 ID:d5xbswlA
今までうがい薬に殺菌成分は入ってなかったの?
26名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:56:14 ID:quJ2irpT
うがい薬というと、たとえばイソジンガーグルなどでしょうか?
殺菌成分というか消毒ですね。
おそらくですがサンスターが「殺菌成分」とまで言うからには、何らかの実験をしているでしょう。
アクチノバシラスやカンピロバクター、トレポネーマなどの歯周病原菌をシャーレに培養して
CPCを投与したのでしょう。もちろん殺菌効果はあったでしょうが、それは「シャーレの中の話」で
複雑な口腔内環境(温度・水分・栄養・酸素分圧など)とは異なります。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/22(木) 23:56:46 ID:OqpAklNv
一台だけで暴走族なわけないでしょうに
それと同じですよ
28名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:09:09 ID:udntx8ep
つーか、俺25歳なんだけど歯茎がはれて
痛いんだよ。これって歯周病?
彼女とキスも出来ないよ。

居ないけどな
29名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:09:16 ID:tZ0IVrtk
まあ、殺菌もいいけど、俺は再生のほうが気になる
早く歯の再生が出来るようにならんか。
30名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:11:47 ID:eHgBps4w
静電気防止フィルムを顎に貼ったら
歯がいたくなくなってしまったことについて
31名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:17:17 ID:L0zMWo35
歯茎がはれて痛い。。。
出血もあるでしょうか?もしあるなら早めに歯科医院を受診することを勧めます。
25歳ですと若年性歯周炎の可能性があります。
また膿が出ていると、虫歯が進行しすぎて歯茎にロウコウという穴があいている可能性もあります。

歯の再生は東大の研究グループが犬で成功したようですが、ヒトには当分先でしょう。
いまでもインプラントという手があります。
これはかなり進歩していますよ。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:18:40 ID:L0zMWo35
静電気防止フィルムとは??
33名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:22:52 ID:eHgBps4w
信じるも信じないも結構
 
インプラントや歯のつめものに、電気信号を送って
適当に痛くさせたり、不快感を与える操作が電力関係にあるようなんですよ
 
それで、それを防止するものをつけたら直ってしまったよと
34名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:29:40 ID:u53JTeUE
そんなことより水道水にフッ素混ぜて供給すればいいんだろ?
早くやればいいじゃん
35名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:34:18 ID:L0zMWo35
口腔内の異種金属同士を流れるガルバニー電流を防ぐのかもしれませんね。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:37:49 ID:L0zMWo35
水道水にフッ素はすばらしい案ですよね。
虫歯は劇的に減るでしょう。
ただ安全性にやや問題がありますね。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 00:55:30 ID:lxzH0rPY
どうせ100年後になっても歯の手入れは
ミニチュアのブラシでゴシゴシと磨くっていう原始的な方法なんだろうなあ
38名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:20:50 ID:L0zMWo35
そうかもしれませんね。
ワイパーも車の誕生以来かわっていませんものね。
ただ夜間ナイトガードのようなものをつける方法が研究されています。
ナイトガードの中に、虫歯や歯周病の原因菌に対する抗菌剤のジェルをいれて寝るのです。
また微生物学の先生が「いずれは虫歯のワクチンができるかもしれない」と言っていました。
39名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:21:40 ID:1xmOBKVQ
test
40名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:31:46 ID:jHV6jHLi
>>17,19,21,26,31,38
あなたはもしや、
ニュース二軍+のスレで活躍されていた歯医者さんではありませんか?
41名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:41:34 ID:L0zMWo35
いえ、違います。
その方は存じ上げませんが、私は今まで刀のところを拝見しておりました。
(たまには書き込みましたが)
今日ニュースというスレがあるのを知って、気になる記事があったので書き込んでみました。
なにか私でお役に立てることでしたら、ご質問ください。
わかる範囲でお答えします。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:47:34 ID:pK291Zs3
何このモンゴルマンみたいなノリは
43名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 01:49:54 ID:df7ioZqY
たとえば補定装置の様子を見るときみたいにちょっと口内を見るだけでも
虫歯やら何やら発見できるもんなの?
44名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 03:19:01 ID:L0zMWo35
いまニュース二軍+の「【医療】歯の「詰め物」の寿命は10年未満」という
スレを読んできました。
Dr.57はすばらしい方ですね。それにとてもよく勉強なさっていると思います。
私などは研究がメインで、臨床はそこそこと言った感じですので症例に対するアプローチにもいろいろあるのだなと
勉強になりました。乱暴な先生が出てきてDr.57がいなくなってしまったのは残念ですね。
わたしにはきっとあそこまでの回答はできないと思いますが、わかる範囲はお答えします。

さて保定装置の様子を・・・のお話ですが、本来歯科医師は患者さんの口腔内を診たときに
様々な状態をそこから読み取れなくてはなりません。
虫歯・歯周病はもちろんですが、治療中に腫瘍が発見されることだってあるんです。
こうした診かたを「患者さんを1口腔として捉える」と言います。
国家試験には衛生・小歯・矯正・保存・歯周・歯内・全部床・部分床・クラブリ・口腔外科・放射線・麻酔など一通り
(生理学などの基礎も含めれば20科目以上!)ありますから、免許を持った歯科医師ならば
本来、矯正専門医が治療中でも虫歯くらいは発見できるはずです。
しかし現実には矯正と言うのは歯科の中でもかなり特殊な科に分類され、
知り合いの矯正専門医は「卒業以来エンジン(歯を削る機械)を持ったことがない」
と言っていました。矯正は専門性が高い科ですから、そういったこともままあるのかもしれません。
また矯正は学問としても難しく、臨床経験を豊富に積まなければならないことから
一般治療の経験がおろそかになりがちと言う面もあります。
私個人としてはその先生の事情は理解できますが、患者さんにしてみればたまらないでしょう。
患者さんから見たらみな「歯医者さん」ですものね。自分への戒めにしたいと思います。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 07:10:14 ID:4N0WfNz0
塩でうがいするだけでも随分違うよ。
46名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 12:40:41 ID:zi6564Sh
リステリンより効くの?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 13:21:43 ID:lioGNaR8
唐辛子とか強いお酒とか酢とか口にしばらく含んで退治できないもんですかね?
48名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 13:33:07 ID:75ewQHgT
リステリンで口をゆすいだ後どうすればいいの?
リステリンを水で洗い流すの?それともリステリンを口の中に残したままでいいの?
49名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:01:17 ID:EKE04fV1
コンクールみたいなもんか
50名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:02:46 ID:XK8/3Jxl
コンピューターも同じですが
51名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:51:11 ID:L0zMWo35
極論すれば水や牛乳でうがいするのもいくらかは効果があります。ただし「退治」と言うには程遠いですが。
唐辛子や酢はどうかわかりませんが(ほぼ効果はないと思います)、お酒はむしろ逆効果でしょう。塩水は少しは効果があるかもしれません。
リステリンは水で洗い流さず、吐き出すだけでよいでしょう。ただし効果的な使い方があります。
いずれもこれから書くことを読んでいただければわかるかと思います。

口腔内の虫歯の原因菌(ストレプトコッカス・ミュータンスなどのミュータンス連鎖球菌=これをうしょく細菌といいます)
は糖質をえさにして生きています。
その糖質を普段は唾液がすこしづつ洗い流しているのです。唾液とともにうしょく細菌は食道を通って胃に向かいます。
そこで胃酸で殺菌されるわけです。
また唾液には口の中を酸性からアルカリ性に戻す働きもあります。うしょく細菌が糖質を発酵させてエネルギーとし、その結果できた有機酸が歯を溶かして虫歯になるのです。
体ってうまくできていますよね。

えさがなければうしょく細菌は減ります。食事をした後の糖質だらけの口腔内を水で洗い流すこと(つまりうがい)
は唾液の働きを助けますから、いくらか効果があるでしょう。また寝ている間は唾液の分泌が減りますから、夜眠る前も効果的でしょう。
菌が増えている(朝)糖質がたくさんある(食後)唾液が減る(夜)といったように歯磨きの時間にも意味があるんです。

大昔の人間ならば食事に糖質がほとんどありませんでしたし、食べ物も硬いものや繊維質が多かったようです。
このため菌のえさとなる糖質が少なく、硬いものや繊維質をかむことで自然にプラークが落ちていたのでしょう。
しかし現代は糖質が多く、また食事も調理された(つまりやわらかい)ものがほとんどです。このため菌は増殖し、いろいろ悪さをするんです。
ちなみに糖質がほとんどなかった戦時中は虫歯も少なかったそうですよ。

52名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:51:46 ID:L0zMWo35
糖質はいずれも菌のえさになりますが、ショ糖(=砂糖)は別です。うしょく細菌のエネルギーとなるだけでなく、GTFという酵素によって不溶性グルカンに変わります。
このグルカンは粘着性です。水にも溶けません。グルカンというネバネバの中で、うしょく細菌は洗い流されることもなく増殖を続けます。
居心地のよい住みかといった感じですね。これがプラークの正体です。
プラークは水に溶けないので、うがいでは落ちません。もちろん唾液でも流されません。さきほど「いくらか効果がある」といったのはこのためです。
ではどうしたらよいのか。
簡単です。水で洗い流せないなら、こそぎ落としてやればいいんです。これが歯磨きです。

つまり、うがいはあくまで「しないよりはしたほうがいい」といった歯磨きの補助的なものです。
リステリンは菌をいくらかは殺しますが表面だけで、グルカンの中までは入っていけません。歯磨きをして菌の住みかを壊してから、リステリンを使うのがより効果的でしょう。

これは「虫歯」の話です。
歯周病はまた別の細菌・別のプロセスでなりますので、ご要望があればまた書きたいと思います。
追:リステリンがサンスターのものより「効く」かどうかはデータを持っていないのでわかりません。
ただ個人的な意見ですが、サンスターのもののほうが薬効はいくぶん良いように思います。



53名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:52:45 ID:c4NExgrc
こういう学生運動のスメルのする人の言うことって
右翼団体に操作されてるのが、よくわかりました
54名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:55:02 ID:EBVPIBaS
歯周病菌の増殖を抑えていた善玉菌まで殺菌してしまい、
クスリの継続使用ナシにはいられない口内環境を作ってしまう。

素晴らしいビジネスモデルではないか。
55名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:55:38 ID:L0zMWo35
コンクールはあまり薬局で見かけませんね。
リステリンなどよりよほど効果的だと思うのですが。
企業規模・宣伝戦略の違いですかね。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:58:26 ID:scSkiild
>>53
は、虫歯だらけ。口臭もひどくて女に嫌われるタイプ。

57名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 14:59:50 ID:L0zMWo35
学生運動ですかw
私の世代にはいませんでしたね。

口腔内では悪玉菌・善玉菌という区分けは明確にはなされていないようです。
バランスをとっているという程度でしょう。
また口腔内を「殺菌」することは不可能ですから、そうした環境にはなりません。
使用を止めれば「元に戻る」だけです。
58名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:02:53 ID:wFqObrv+
>>20
サンスターはもともと金田さんという人(たぶん半島系)が戦前に作った大阪のゴム会社が出発点。
戦後は金属加工に手を広げ練り歯磨き用の金属製チューブの開発に成功。他社に供給すると同時に
シオノギ製薬と提携して自社ブランドの歯磨きを発売した。(当時の商標はサンスター・シオノギ)
その後歯磨き部門はシオノギから独立してサンスターとして現在に至るが、企業グループとしては
今でもビニールレザーなどの化学工業製品の下請けによる収入がメインとなっている。
59名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:06:04 ID:BO//1DMv
>>11

そこが難しいとこなのよねえ
60名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:14:06 ID:df7ioZqY
なかなか歯磨きする時間がとれん。10分は欲しいよな
電動歯ブラシなら短縮できんのかな?
61名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:21:46 ID:VngSymtq
>>60
総入れ歯にしてポリデントならコップに入れておくだけでOK!
62名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:33:49 ID:TaFuPClX
こんなうがい薬とか無駄無駄
磨いたのかどうか分からない程度の適当な歯磨きして、こんな薬使ってうがいしても無駄
63名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 15:47:33 ID:HBNqXEn0
>>31
ありがとうございます。
まさかレスが返ってくるとは思わなかったw
おっしゃるとおりたまに出血しますので、
近く歯医者に行きたいと思います。
痛みはないのでほったらかしで、
GUMとか使ってなんとか治らないかな〜とか思ってたのですが・・・・
64名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 16:08:46 ID:L0zMWo35
総入れ歯案はたしかに便利そうですが・・・やや現実性にかけるきらいがありますw
電動歯ブラシは意見の分かれるところです。
正しい磨き方ができれば時間の短縮にはなるでしょう。
しかし多くの方が「磨けた気分」になっているだけのようです。
歯ブラシの歯面への当て方を、歯科医院で指導してもらいましょう。
保険も利きますので、定期検診・歯石除去を兼ねて行ってみたらいかがでしょうか?
きれいな衛生士さんがいるといいですね。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 16:17:46 ID:L0zMWo35
>>63
お役に立てたらこちらも嬉しいです。
もし歯肉炎(炎症が歯茎だけに起こっている)の状態で、歯周炎(歯槽骨にまで炎症が波及)
まで行っていなければ、丁寧なブラッシングで改善することもあります。
しかしGUMで改善するとは思えません。まずは薬局で歯垢染め出し剤と柔らかい歯ブラシを買ってきて、
歯と歯茎の境目に毛先を入れるように(45度くらいで)して磨いてみましょう。
ゴシゴシではなく、微振動といった感じにするのがコツです。
鏡を使いながらやってみてください。
歯科医院に行っても多分同じことからスタートしますから、
まずは歯科医院に行くまで毎日試してみてはどうでしょうか。
66名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 17:49:14 ID:lxzH0rPY
歯肉炎にはドクダミの歯が効くって本当?
67名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 17:57:24 ID:pK1UEfau
細川さんうちの犬のしょんべん水を飲んで変になったんですか
68名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 18:38:07 ID:ByDV8erV
普通に毎日、帰宅時と寝る前にガーグルでうがいすれば
十分な殺菌能力だと聞いたことがある。
69名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 18:38:43 ID:ByDV8erV
>>66 ドクダミの歯・・・ 歯には歯を?
70名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 18:50:11 ID:YUxwj1z/
靴屋の話じゃないのね
71名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 19:00:22 ID:l2yhXi3R
口洗剤はガムがダントツで良いな。他より値ははるだけはある。

リステリンはやたら甘い。あれはアメリカテイストなんだろうな。
かといって、オレンジ色の甘くないやつはあるけど、リステリンは全般持続力がない。
72名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:19:06 ID:L0zMWo35
ドクダミの葉、民間療法にあるのかもしれません。
民間療法には何がしかの経験による裏づけがあることが多いですから、
もしかしたら殺菌の働きがあるのかもしれません。
私は・・・あの匂いはいやですねw
ドクダミを口に入れることを考えたら、歯磨きすることを選びます。

勘違いしないでいただきたいのですが・・・
極論すれば洗口剤というものは一般には必要ないのです。
なぜならうしょく細菌はプラークという隠れ家にいて、そこの中には洗口剤は入れないからです。
特別な場合、たとえば歯周病の痛みがひどくて歯磨きができない場合・
腫瘍摘出など口腔内手術後で歯磨きができない場合などには有効でしょう。
それ以外に選択肢がないわけですから。こうした場合は含漱剤といいます。
また口の中をさっぱりさせたい時(メントールなどでさっぱりするだけでプラークは大して減りません)・
歯磨きをきちんとしてその上で予防的に使いたい時、こうした時しか洗口剤の出番はないと思います。

前述したように口腔内の滅菌はどのような方法を用いても現代ではできません。
ですからドクダミもリステリンもイソジンガーグルもガムも決定的な対策とはなりえないのです。
プラークは物理的にこそげ落とすのが最も、そして唯一有効なのです。

研究が進めば、いつかはプラーク内に浸透する薬剤が出てくるかもしれません。
うしょく細菌のもつGTFを不活性化する(つまりグルカンを作らせない)薬剤・
うしょく細菌に対するワクチンなどアプローチの方法はいろいろ考えられますが、
いまだ開発・実用化されていません。
私はそちらが専門ではないのではっきりとは言えませんが、当分は難しいように思います。

ただキシリトールなどの代用甘味料はすでに実用化されていますね。
ショ糖はGTFによってグルカンという菌の住みかになりますが、代用甘味料はそうなりません。
また糖質ではないので、うしょく細菌は発酵によってエネルギーを得ることができません。
虫歯対策としては有効でしょう。もちろん歯磨きは必要ですが。

73名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/23(金) 21:29:20 ID:GpXmb3D/
>>20
ずっと違う会社だと思ってたんだが本当に同じなのか…

歯磨き粉はライオン派
74名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/24(土) 22:24:32 ID:f3YUIYfz
>>72
ようは液体でくちゅくちゅするやつがここ数年出ているけど、
過信するな、ということですか。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/25(日) 02:13:50 ID:yQ+PjWdV
>>74
ずばりその通りです。
わかっていただけて嬉しいですw
虫歯にせよ歯周病にせよ、まずはきちんとブラッシングしてください。
もちろん正しい磨き方で。虫歯は無理ですが、初期の歯周病なら治ります。
定期的な検診と、歯科医院での歯石除去も受けましょう。
歯石は自分では落とせませんから。
そこまでしてはじめて、洗口剤の効果がいくらか出てくるのです。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/27(火) 21:03:48 ID:AHyTAeFH0
歯石を叱責しよう
77名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/30(金) 20:01:55 ID:G7kwDkS5
歯石とったことないやつは絶対やったほうがいいよ。
はじめて取ってもらったら奥歯の歯肉炎やら全部消えた。

歯医者さん金にならないからあんまりやりたくないらしい。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 15:29:56 ID:6Dc7TEmX
>>77
半年に一回は行ってる。
けど、痛いし、しょっぱいし、つらひ・・・
79名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 15:40:54 ID:5u/kVbmL
超音波歯ブラシ最強
80名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 15:57:12 ID:aZaLX+45
歯石に対して神経質になることはないよ。歯科医やメーカーが儲かる
から言ってるだけ。ローリングや上から下に優しく磨くだけで十分。
歯の透間にブラシを入れて振動させてたりすると、歯肉が傷ついたり
化膿したりしやすくなる。うがい薬を使えばいいウイルスまで死滅
させてしまうことになる。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 16:11:56 ID:ziUNaudO
キシリトール配合ガムに「一日に2粒×4,5回が効果的!」
とか書いてあるけど、そんなに食わなきゃいけないものかねぇ。
82名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 17:04:12 ID:vwWz0jVg
ウイルスなのか
83cosmo:2005/10/03(月) 20:35:56 ID:+3aU+ZGW
久しぶりに来てみました。>>80さん、歯石除去には著明な効果が認められます。
しかも歯医者は儲かりません;^^

歯石は歯垢にカルシウムが沈着してできます。そのカルシウムは唾液に含まれているものです。
健康な状態なら、このカルシウムが歯に沈着して再石灰化(ごく初期の虫歯が治る)するわけです。
唾液中のカルシウムは、そういったいい働きもしてくれるんですが、歯垢があると話は別です。

それと歯石は歯磨きでは落とせません。歯垢などと比べて硬いですからね。
そのままにしておくと歯の表面がつるつるではないので歯磨きがしにくくなり、さらに歯垢がつきやすくなります。
こうなると、歯垢付着・カルシウム沈着して歯石形成・さらに歯垢付着・・・・と悪循環になります。
しかも唾液は常に出ていますから、歯石を予防することはできません。
歯石は、前述したように唾液に含まれているカルシウムが原因ですから、唾液が出ている限り少しづつ蓄積していきます。
どんなに歯磨きを頑張っても、少しはついてしまうものなんです。

そこで歯医者さんに行って、早め早めに機械的除去をしてもらうわけです。
人生で初めて取ったという人など(入学当時の私です;^^>>77さんと同じです。)歯の舌ざわりが変わって驚きます。
いかに歯石が多くついていたかをあらわしていますね。
>>78さんのように定期的に取るべきだと思います。3ヶ月おきだともっとよいと思いますが。

歯石除去は保険もきくし、歯医者さんにとってはけっして儲かるものではありません。
むしろ歯医者さんによっては「虫歯・歯周病のリスクが減るからできればやめてほしい」
という人もいるでしょう。虫歯・歯周病になれば、歯医者に来ざるを得ないわけですから。

84cosmo:2005/10/03(月) 20:37:28 ID:+3aU+ZGW
将来、総入れ歯での味気ない食事をし、好きなものも食べられなくなる。
食べ物って舌だけで味わっているんじゃないんですよね。上あごで食感を感じたり、温度も感じます。
実際「プラスチックの入れ歯を入れて、温度を感じないために熱いお茶などでやけどをよくする」というおじいさんがいました。
プラスチックの入れ歯は熱伝導が悪いんです。
また強度を持たせるためにどうしてもぶ厚くなります。口の中に大きなプラスチックが入っていることを想像してみてください。
結局そのおじいさんは、金属に人工の歯を植えた入れ歯を再製作しました。金属の入れ歯は保険がきかないのですごい値段です。
参考までに言うと、大卒初任給×2くらいです。

そうなることを考えたら、定期検診を受けたほうがずっといいですよ。
定期検診で虫歯を見つけてもらえるメリットもありますしね。
小さな虫歯のうちに処置すれば、詰め物だけですんで安く上がります。

こういった考え方を予防歯科といいます。もともとあった考え方ですが、最近大きくクローズアップされるようになりました。
CMでも言っていますよね。
85cosmo:2005/10/03(月) 20:38:00 ID:+3aU+ZGW
世界的に見ても歯医者がとても多い(というか余っている;^^)日本だからできるんです。
昔の日本は「行列のできる歯医者」なんて当たり前でしたから、いちいち歯石を取ったり定期検診なんてしている暇はありませんでした。
虫歯が本当にひどくなってからくる人が多かったそうです。抜歯しかできない症例が多かったとききます。
痛がっている人を優先するのが当然ですもんね。きっと定期検診なんてどの歯医者も嫌がったでしょう。

しかし現在は違います。せっかく世界でも恵まれた日本にいるんだから定期検診を受けない手はないですよ。
ちなみにアメリカでは、歯科医療に保険がきかない(つまり全部自費診療)って知ってました?

>>80さん
歯間ブラシは前後にではなく、回転させて使うとよいようです。歯周病科の助教授が言っていました。
歯肉を傷つけるほど強くやる必要はありませんが、糖尿病やエイズなど免疫力が極度に低下しているのでなければ
傷ついてもすぐ治るし、化膿もまずないでしょう。

>>79さん
たしかに物によっては(さらに磨き方が上手にできれば)超音波歯ブラシはよいようですね。
>>81さん
そのくらい食べると効果が現れやすいといった程度の認識でいいと思います。無理して食べるより、まずは歯磨きです。
>>82さん
よくお気づきになりましたね。ウィルスではなく、あくまで口腔内細「菌」です。


86名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/03(月) 20:53:44 ID:vWLsDAq0
オレ1ヶ月に3回くらいしか歯磨きしないけど
10年くらい歯医者にいったことないお

幼い時はいつも洗面所の水を流しながら(冷たいから眠気が覚めちゃうのがイヤだった)
体を揺さぶって磨いてるフリして寝てたお

磨き過ぎが弱くしてるんじゃないかな?
前日の夜磨くの忘れたら虫歯になったなんて
会話とか驚愕する。
87cosmo:2005/10/03(月) 23:51:54 ID:+3aU+ZGW
>>86さん
おそらくかなりまれなことだと思います。
あなたのような方を「カリエスリスクがきわめて低い」といいます。
きっと唾液の流出量が極めて多いか(つまり洗い流す能力が高い)、
口腔内細菌が極めて少ない(そもそも菌が少なく、よって歯垢も少ない)方なのでしょう。
また歯そのものも石灰化度が高い(つまり硬くて、虫歯によって溶かされにくい)のかもしれません。
ただそのぶん、歯石の沈着量はかなり多いと思います。(唾液が多いこと・歯磨き回数が少ないことによる)
一度歯石除去したらきっとびっくりしますよ。
また1ヶ月に3回の歯磨きでは、通常はかなり口臭がひどくなります。
それもないとすると、非常にカリエスリスクが低い方なのかもしれません。
私も今まで、そこまで低い方は拝見したことがないくらいです。

一度大学病院で、85歳で27本(1本しか喪失歯がない)という方を拝見しました。
やはり若い時にはほとんど歯磨きしなかったそうです。
ただお話を伺うと、
1:甘いものがきらい
2:規則的な生活をしていた
3:大病をしたことがない
4:硬いもの(小魚など)が好き
といった特徴がありました。
詳しくは調べることができませんでしたが、これらに加えて唾液の流量も多いのでしょう。
きっと歯の石灰化度も高いでしょう。流量や石灰化度は生まれ持ってのものですから、非常にラッキーですよね。

88cosmo:2005/10/03(月) 23:54:12 ID:+3aU+ZGW
ただ中年を過ぎてからは歯磨きをよくするようになったとのことでした。
歯医者さんで健全歯が多いことに驚かれて、歯を大事にしていこうという気持ちが強くなったのだそうです。
加齢とともに腺房の萎縮によって唾液の流量は減りますし、女性では歯の石灰化度も急激に低下します。
どんなにカリエスリスクの低い方でも、年を取るとそうではなくなってきます。
85歳のおじいさんは、いい時期に歯磨きの大切さに気づかれたんだと思います。

>>86さんも今何歳かは存じ上げませんが、ある程度の年齢を過ぎてからは歯磨き・定期検診をお勧めします。
うまくすると一生入れ歯なしで過ごせる、きわめて恵まれた方になれるかもしれませんよ!

また「磨きすぎで弱くなる」というのは場合によっては(あまりありませんが)事実です。
硬い歯ブラシで、毎日毎日ゴシゴシこするようにして磨いていると長いうちに歯が削れてしまうことがあります。
歯と歯茎の境目が削れてしまうんですね。右利きの人は、左側の歯になることが多いようです。
これを歯茎部うしょくと言います。
きちんとした磨き方ならばこんなことにはなりませんから、定期検診の際に正しい磨き方を習うようにしましょう。
きれいな衛生士さんが教えてくれるかもしれませんww

ただ最近の研究では、かみあわせや食いしばり・歯軋りとの関係も指摘されているので、
磨き過ぎだけが原因ではないのかもしれませんね。いずれ明らかにされるでしょう。
89名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 02:40:06 ID:+DYFHVdm
去年酒飲んで寝て翌朝口開けて寝てたんだろうか
歯が乾燥してて、歯石がペリッて剥がれた事あった
今度マタやってみようと思う。
90名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 02:42:50 ID:CngYGoCQ
昨日のヤンキースの試合のような話だ
二日酔いでも試合やってる方もすごいけどな
相手はいつも二日酔いでやってそうでもあるけどな
91cosmo:2005/10/04(火) 20:33:43 ID:XJU83UKd
>>89さん
口腔内が乾燥すると歯石がはがれやすくなることはあるかもしれませんね。
歯石は薄いカルシウムの板みたいなものが歯についているわけですから、乾燥して収縮すればはがれやすくなるでしょう。
ただ口腔内が乾燥していると唾液が流れないために、より一層細菌の繁殖を許してしまうことになります。
歯周病のリスクを上げる原因(=リスクファクター)として口呼吸、
全身的な原因としてシェーグレン症候群(唾液の流量が減りドライマウスになります)があります。
お気をつけください。
92名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/04(火) 20:39:39 ID:71uhtDBQ
口臭って、食べてるものだけで変わりますよ
そういうにおいがきつくなる野菜があるし
93名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 01:00:25 ID:39+EGpdC
cosmoさん
ちなみに、酒(焼酎)を飲んでるから口の中はある程度アルコール消毒に
近い状態になってると思われ、細菌も通常レベルより低いと素人ながらに
考えてみました。

それと、思ったのは。
瞬間的に局部乾燥さて、歯石を取る治療法確立させればいいのに。

それとどうして、日本はフッ素はダメなの?
94名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 02:15:15 ID:YN1UvJXy
俺も20年歯医者に行ってないなあ。
唾液が影響するのはなんとなく分かってたから、
乾燥させないようにはしている。
毎日歯は磨いてる。

1:甘いもの大好き、酒は飲まない
2:夜型、昔デジドカ
3:大病をしたことがない
4:硬いもの・歯ごたえのあるもの好き
  (スルメ・ナッツ類、アメも噛んで食べる)
95cosmo:2005/10/05(水) 04:18:54 ID:gcPTdRP7
>>92さん
たしかに口臭の原因となる食品はいろいろありますよね。
にんにく・にらなどでしょうか。消化器系疾患がある場合にも口臭がひどくなるようです。

>>93さん
質問ありがとうございます。丁寧な言葉で聞かれると、こちらもやる気になりますねw

まず酒(焼酎)でのアルコール消毒についてです。
アルコール(アルコールにもいろいろありますが)にはご存知のように消毒作用があります。
注射の前にガーゼで拭かれるとすうっとしますよね。
これらは消毒用エタノール(アルコールの一種ですがあくまで消毒用で、害があるので飲めません)
といわれ、日本薬局方の規定では76.9〜81.4%と規定されています。
ただしエタノールは大変吸湿しやすいので、普通に保存していても空気中の水分を吸ってしまいます。
このため実際に使われる時には70%程度でしょう。
70%でも消毒力は強力で、芽胞・HBV(B型肝炎ウィルス)以外には有効です。つまり一般細菌だけではなく、
MRSA(院内感染の原因菌)・梅毒トレポネーマ・結核菌・真菌(かびなど)・HIVなどにも効くんです。
消毒のためにはエタノールの濃度が高いほうがよく、このためアルコール度数の高いお酒(ウィスキー・焼酎など)
が消毒に使われた時代もあったようです。

96cosmo:2005/10/05(水) 04:20:21 ID:gcPTdRP7
さて消毒用エタノールは、エタノールに水を加えたものです。では焼酎は?
私は焼酎の製法はあまり詳しくありませんが、少なくとも水だけではありませんよね。
麦や栗や芋が原料だと思います。これらは醸造の過程で酵母によってアルコールと糖質
に変わります。この糖質が問題なのです。

以前書きましたように口腔内細菌のうち、虫歯の原因菌
(ストレプトコッカス・ミュータンスなどのミュータンス連鎖球菌=これをうしょく細菌といいます)
は糖質をえさにして生きています。つまりえさを与えることになってしまうわけですね。
消毒用エタノールには水しか含まれていないので菌には何も影響を与えませんが、
酒には糖質が含まれているのが問題なんです。

次に瞬間的に乾燥させて歯石を取れたらという話についてです。
口腔内を人工的に乾燥させるのは容易ではありません。常に唾液が出ているからです。
ほほの内側や舌の下に唾液の出てくるところがあります。
舌を持ち上げて鏡で見ると、唾液が出てくるのが見えます。ぴゅぴゅっと出るので面白いですよw
これは意思とは無関係に出るので、止めることはできません。

97cosmo:2005/10/05(水) 04:21:21 ID:gcPTdRP7
最後にフッ素についてです。
日本では水道法によって、水質基準が定められています。その項目はなんと40種類以上もあります。
(ちなみに国家試験のときはこれを覚えるのに苦労させられました;^^)
フッ素についても規定があり、0.8mg/gとなっています。0.8ppmですね。
では、その規定以下で水道水にいれればいいじゃないか?当然そう思いますよね。
おそらく虫歯はかなり減るだろうと私も思います。

しかし水質基準で上限が定められているということは、害もあるということなんです。
たとえば2mg/kgのフッ素を摂取すると、急性中毒が起こります。体重60kgだと120mgです。
また、水道水中のフッ素濃度が1〜2ppmのものを飲みつづけると斑状歯(歯がまだらに白くなる)、
8ppmでは骨硬化症(骨のカルシウムが多くなりすぎ、すぐ折れてしまう)になると言われています。

こうした害にもなるものを、住民全体が使う水道水に入れていいのかという問題がでるでしょう。
地域のコンセンサスが得られないというやつですね。
東京などでは、水道水以外に大量かつ継続的に水をえる方法(たとえば地下水)がありませんから、反対も大きいでしょう。

これがフッ素を水道水に添加できない大きな原因です。
よく「フッ素を入れないのは歯医者が困るからだ」なんて言う人がいますが、まあ逆でしょうね。
今でも虫歯になる人の割合はかなり低いんです。さらに虫歯を保険で治してもあまり儲けにならない現状があります。
保険点数が高かった何十年も前なら、劇的に虫歯が減って歯医者さんが困ったかもしれませんが。
今フッ素添加したら、きっと斑状歯の見た目を気にする患者さんが多く来院されるでしょう。
審美的な治療は保険のきかない自費診療ですから、歯医者さんが喜ぶことになると思います。

98cosmo:2005/10/05(水) 04:23:41 ID:gcPTdRP7
>>94さん
やはり毎日歯を磨いておられるのが一番大きいと思います。

1:甘いもの大好き、酒は飲まない
甘いものは虫歯に直結しますが、毎日歯磨きをされているのがよいのでしょうね。
2:夜型、昔デジドカ
不規則な生活は免疫力を低下させますが、まだお若いのかもしれません。
3:大病をしたことがない
大病をわずらったことのない方は、もともとの免疫力が高いことが多いようです。
4:硬いもの・歯ごたえのあるもの好き(スルメ・ナッツ類、アメも噛んで食べる)
硬いものを食べると、それによって自然に歯垢が(ある程度ですが)落とされます。

ぜひ今のままの健康な歯を維持してください。

気づいたらもうこんな時間ですね・・・明日は昼からなんですがさすがに寝ないと私がやばそうです。
人の健康を心配してる場合じゃないですね;^^
99cosmo:2005/10/05(水) 04:26:40 ID:gcPTdRP7
追記
>>93さん
アルコールによる消毒については>>51>>52も参考になると思います。
ぜひ読んでみてください。
100名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 09:39:50 ID:1/ekGHEv
あのCMコワスwwwwwwwwww
101名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 09:47:31 ID:ilcSq/oS
>>95-99
イソジンでうがいしろまで読んだ
102名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/05(水) 09:54:34 ID:uVDAiCkX
デンタルリンスで口の中の虫歯菌、善玉菌まで殺菌。
その後、ビオフェルミンを一錠口に含み飲み込まず、溶けてなくなるまで舐める。
これってよくね?ビフィズス菌が虫歯菌にも効果あるとか、昔TV出いってたし。
実際自分も試してみましたが、朝起きた後のヌルヌルが無くなったり。
103cosmo:2005/10/05(水) 23:26:41 ID:gcPTdRP7
>>101
イソジンでうがいするべきとは申しておりません。
洗口剤というものは一般には必要ないのです。
なぜならうしょく細菌はプラークという隠れ家にいて、そこの中には洗口剤は入れないからです。
特別な場合、たとえば歯周病の痛みがひどくて歯磨きができない場合・
腫瘍摘出など口腔内手術後で歯磨きができない場合などには有効でしょう。
それ以外に選択肢がないわけですから。こうした場合は含漱剤といいます。
また口の中をさっぱりさせたい時(メントールなどでさっぱりするだけでプラークは大して減りません)・
歯磨きをきちんとしてその上で予防的に使いたい時、こうした時しか洗口剤の出番はないと思います。
プラークは水に溶けないので、うがいでは落ちません。もちろん唾液でも流されません。さきほど「いくらか効果がある」といったのはこのためです。
ではどうしたらよいのか。
簡単です。水で洗い流せないなら、こそぎ落としてやればいいんです。これが歯磨きです。
プラークは物理的にこそげ落とすのが最も、そして唯一有効なのです。
つまり、うがいはあくまで「しないよりはしたほうがいい」といった歯磨きの補助的なものです。
イソジンは菌をいくらかは殺しますが表面だけで、グルカンの中までは入っていけません。
歯磨きをして菌の住みかを壊してから、イソジンを使うのならいくらか効果があるでしょう。
104cosmo:2005/10/05(水) 23:31:09 ID:gcPTdRP7
>>100
あのCMとはどんなものでしょうか?
105cosmo:2005/10/06(木) 00:03:08 ID:gcPTdRP7
>>102
うーん・・・どうなんでしょう。
>>17を読んでいただければ、口腔内を殺菌できないことはおわかりいただけると思います。
口腔内を殺菌できなければ、またその状態を維持できなければ菌の分布を変えることは難しいでしょう。

ビフィズス菌という菌はヨーグルトなどにも含まれています。
つまりビフィズス菌は日常的に口腔内を通っているわけです。
それなのにビフィズス菌が口腔内で繁殖できないのはなぜか?
また口腔内は日常的に様々な食品が通ります。そのため様々な菌もそこを通っているわけです。
それらの菌が定着できないのはなぜか?
口腔内という環境に最も住みやすい最も適応した菌たちが、口腔内にいるからです。
その他の菌は駆逐されてしまうのです。

朝ヌルヌルがなくなったのは、おそらく一時的に消毒(決して殺菌ではありません)されたところに、
ビフィズス菌が一時的に定着したのでしょう。
毎日続けられれば、もしかすると効果があるかもしれません。
106名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 00:13:16 ID:YiIFCMSb
抗生物質を2週間飲み続けるというのはどうなんだろう?
水虫とかSTDとかはこれで治るし。
107名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 00:15:33 ID:FX1R+5d6
今までなかったのが意外だ
108cosmo:2005/10/06(木) 02:33:51 ID:ai/ik9BL
>>106さん
抗生物質(いまは抗菌薬といいます)の全身的な応用は、
今でも重度の歯周病患者さんには行われることがあります。
一般的な歯周病ではLDDSが行われます。>>17を読んでください。

また口腔内の観血的(切開などを伴うもの)な手術の場合に、
免疫力の落ちている患者さん(糖尿病など)に前投与します。

これらは口腔内細菌が体内に入ることを防ぐためのものです。
体内に入った口腔内細菌は菌血症・敗血症の原因となることがあります。
重篤なものでは細菌性心内膜炎となり死に至ることさえあります。
たけしのなんとかという番組でもやっていましたよね。

しかしあくまで体内に菌が入るのを防ぐものです。

一般的な健康な人なら体内に菌は入りません。免疫という優れたシステムがあるからです。
では口腔内細菌は?よく誤解されがちですが、口腔内は体内ではありません。

体内ならもし菌が入ってきても抗菌薬を使って全滅させて、そのあとは免疫によって無菌の状態が保たれます。
口腔内は体内ではありませんから、一時的に菌を減らしてもすぐ元に戻ります。長続きしません。
菌がついた食べ物をいつかまた食べるからです。

わかりやすく例をあげましょう。手のひらは菌がたくさんいます。アルコールで拭いて消毒したらどうでしょう。
菌は減って、ほとんどいなくなります。
しかしなかなかその状態は維持できません。手はいろんなものに触れるからです。
手に菌がいるのは当たり前なので(免疫によって体内には入らないようになっていますが)
これが普通なのです。

わかっていただけたでしょうか?
109名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 02:38:03 ID:FIE/Dgsw
cosmoはプロか業者。
とりあえず、3行でまとめて。
110名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/06(木) 02:40:27 ID:L/MtfI9x
昔のペンギンのマークが懐しい。
この前アンティーク屋でペンギン印のサンスター看板が売ってた。
すげー高かった。
111cosmo:2005/10/06(木) 03:06:07 ID:ai/ik9BL
>>109さん
おっしゃるとおり有資格のプロですが、業者ではありませんw
3行はかなり無理があるので(短くすればするほど理解しにくくなります)、
上から読んでみてください。
きっと虫歯と菌について一通り理解できると思います。
なるべくわかりやすく噛み砕いて書いたつもりです。
一通り読んで、もし用語などでわからないことがあったらきいてください。
>>110さん
昔はペンギンマークだったんですか。知らなかったなあ。
私も古いものには興味があります。
112元サンスター社員:2005/10/10(月) 11:47:42 ID:1fAXuqtq
抗生物質系で歯周病予防するなら、ペリオクリン(成分:塩酸ミノサイクリン)っていう軟膏薬があります。
注射器みたいなので、歯周ポケット(歯と歯ぐきの隙間)に黄色の軟膏薬を入れるやつです。
一般薬ではないので、薬局などでは売っていません。
歯医者さんで聞いてみたらいかがでしょう?
結構いいと思いますよ。
113名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 13:38:56 ID:kHWAvR5/
SUNSTARの主力製品はバイクのパーツ。
歯磨き粉の会社みたいだと馬鹿にしてたら本当に同じ会社だった。

http://www.sunstar.com/2.0_product/safetytech/industry/motorcycle/index.html

私たちの優れた生産技術により生み出された二輪車用スプロケット、
およびディスクブレーキは、日本国内すべての二輪車メーカーの他、
北米・欧州・東南アジア・中南米・インド等ほとんど世界の主要な
二輪車メーカーでも採用されています

サンスターのアフター用商品は長年にわたるOEM生産を通じ蓄積された
膨大なテスト結果から、スプロケット、ディスクブレーキに要求される性能
を熟知し、それをもとに開発されています。他の部品と調和し優れた安全・
信頼性と走行性を追及し、そしてユニークなデザインと機能を両立させています。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 14:42:56 ID:TckjXpjo
歯周病菌も抗生物質に耐性持ったヤツがでてきそうで怖いな…
115名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/10(月) 18:24:48 ID:5e8duLr4
サンスターって文房具も売ってなかったけ?

と思って検索したら別会社だったようだ
ttp://www.sun-star-st.jp/
116cosmo
>>112
元サンスター社員さん
ぺリオクリンはいいですよね。
わたしも>>17で書きましたが、歯石除去をした上であれば非常に効果的だと思います。
歯周病科に残った友人も同じことを話していました。