NTT東日本とNTT西日本は30日、通話料割引サービス「イチリッツ」と
「@ビリング(NTT東日本)/Myビリング(NTT西日本)」の基本料(回線使用料)
割引を利用している一部ユーザーに対して、誤請求していたことを明らかにした。
料金システムのプログラムミスによって発生した。
イチリッツにおける誤請求の発生期間は、2005年1月1日から5月9日まで。
発生件数および金額としては、NTT東日本が595件(695通話)で5,987円、
NTT西日本が386件(433通話)で4,189円。
誤請求の対象となったのは、平日から土曜日、土曜日から日曜日、日曜日から
平日、平日から祝日、祝日から平日、祝日から土曜日で、午前0時をまたがる
通話(通信)の一部。通話開始が23時57分過ぎで翌日にまたがる通話、または
前日からの通話が翌日0時3分前に終了した通話について、市内通話では8.925円、
県内市外通話では10.5円多く通話料を請求していた。誤請求の対象ユーザーに
ついては、6月9日以降発行する請求書または口座振替の案内において、
これまでの請求額と本来の請求額との差額を返還する。
一方、@ビリング/Myビリングにおける誤請求の発生期間は、2005年1月1日から
4月30日まで。発生件数および金額としては、NTT東日本が990件で154,446円、
NTT西日本が535件で81,648円。
誤請求の対象となったのは、引っ越しなどで電話の移転および廃止を行なった
一部ユーザーに対して、最大105円の基本料(回線使用料)割引が最大2カ月間
適用されていなかった。誤請求の対象ユーザーについては、5月30日以降
発行する請求書または口座振替の案内において、これまでの請求額と本来の
請求額の差額を返還する。
(インプレス・インターネットWatch:2005/05/30 13:13)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/05/30/7797.htm