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869雷息子
PHSに復活の兆し 音声定額サービスでウィルコム好調

 携帯電話に押され続けだったPHS(簡易携帯電話)に、復活の兆しが出てきた。電気通信事業者
協会によると、PHS最大手ウィルコムの5月の月間契約は前月比6万2700件(2%)の純増。
累計の約315万5000件は、携帯4位のツーカーグループまで約40万件に迫る。ウィルコムは
「携帯をまねて失敗した」経験から、携帯にないサービスを前面に出し好調持続をめざす。
 ウィルコムは昨年、米投資ファンドのカーライル・グループがKDDIなどから買収し、経営改革中だ。
 同社のPHS間で話し放題になる月額2900円の音声定額サービスが、テコ入れ策の「目玉」。
事前受け付けを始めた3月の契約純増数は、前年同月の5倍近い約3万3300件。4月はその倍の
約6万件と、4〜6月で04年度の純増数13万4600件に達する勢いで、「カップルの加入が大
きく伸び、家族の加入も増えている。携帯会社にはできないサービス」と喜久川政樹経営企画本部長
は自信をみせる。
 定額制は「いずれはそういう流れになる」(中村維夫NTTドコモ社長)と携帯各社も検討中だが、
定額で通話が急増すると電波の容量が不足する問題もあり、二の足を踏んでいるからだ。携帯に見劣
りしたPHSの通話エリアの人口カバー率も、05年度中に99%を達成する見通しという。
 PHSは95年、携帯より約7年遅れで登場。端末や通話料の安さが魅力で若い世代を中心に広がり、
ピークの97年には契約数が計約700万台に上った。しかし、その後は携帯の相次ぐ値下げやiモード
の普及で苦戦を強いられてきた。PHS事業者では、NTTドコモとアステルグループの4社中3社が、
4月までに契約の新規受け付けを停止している。
http://www.asahi.com/digital/mobile/TKY200506070384.html