ニッポン放送株の買収で注目を集めているライブドアが運営するインターネット上のウェブ
サイトの利用者数が、大幅に増えている。プロ野球の近鉄球団買収に名乗りを上げた昨年
6月から今年2月までに利用者数は4・4倍に増えた。2月8日のニッポン放送株の大量取得
後も増勢が加速しており、ネット業界では「仮にフジサンケイグループとの提携が失敗に
終わっても、十分な宣伝効果があった」との声も出ている。
インターネットの利用動向調査大手のネットレイティングス(東京都渋谷区)によると、ライブ
ドア利用者数は、月末に近鉄問題が浮上した昨年6月は月間242万人だったが、今年2月
には1062万人に急増。インターネット接続の入り口となるポータルサイト各社の中では、
堀江貴文社長がライバル視する最大手のヤフー(同2958万人)には遠く及ばないものの、
グーグルなどを抜いて7位に浮上。3月以降の集計はまだだが、週間調査で2月上旬と4月
上旬を比較するとさらに24・2%伸びている。
ライブドアのビジネスモデルは、ブランドイメージを確立して自社サイトに多くの利用者を
誘導し、広告収入やネット上での物品販売などで利益を上げるものだ。
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http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050411org00m300073000c.html 毎日新聞社 2005/04/11