>>81 関係者によると、韓国焼酎は下関以外に、福岡港や成田空港などからも同様の方法で流入。
韓国系食料品店などで、法律で瓶に張ることが義務づけられている取扱業者名などを記した
日本語のラベルなしで売られている。
課税面では、流入焼酎にかかる簡易税率額と正規の輸入品に大差はない。しかし、不正流入の
焼酎は正規品と異なり、通関や輸送の際の倉庫代などの経費や、問屋を介した流通コストが不要
なため利益率はずっと高い。このため、一部の正規輸入業者と酒類販売免許を持つ全国の問屋
14店は昨年秋、「このままでは不正輸入品が主流になる」と、国税庁などに摘発を求める要望書
を提出している。 【堀雅充、岩尾真宏】
国税庁酒税課の話 韓国焼酎の無免許販売やラベルなし販売の事例は把握していないが、事実
であれば、厳正に対処したい。