東京電力は26日、中国最大の国営送配電会社である国家電網公司向けに、
4月から送電網の整備などでのコンサルティング事業に乗り出す方針を明らかにした。
東電は、コンサルティングを通じて急成長している中国の電力事業に関する情報収集を進め、
コンサルティング業務の受注拡大を目指す。
現在は外資の参入が規制されている中国での発電・送電事業への将来的な参入の可能性を探る狙いもある。
東電は、国内の電力需要が頭打ちとなる中、事業の多角化の一環として、海外でのコンサルティング事業に注目しており、
2005年度は中国を中心に20億円の受注を目指している。
(2005/3/27/11:02 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20050327i203.htm