みずほコーポレート銀行は日系企業の海外企業向けの売掛債権の買い取り業務に乗り出す。
仏系保険大手コファスと提携して、日系企業の海外取引を支援する。海外企業の売掛債権を保険を活用して
買い取るのは邦銀で初めてという。みずほコーポは貸し倒れのリスクを取らずに、手数料収入を増やして収益力を強化する。
第1弾として、みずほコーポは国内の精密機器メーカーが香港の企業向けにもつ約20億円の売掛債権を買い取った。
みずほ系の共立インシュアランス・ブローカーズが仲介してコファスに保証料を支払う代わりに、
取引先の企業が倒産などで債務を返済できなかった場合に損害を補償してもらう。
債権は他の銀行や投資家に転売することも検討する。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050222AT1F1400U21022005.html