コニカミノルタエムジーとタカラバイオは20日、性感染症のクラミジアの小型検査
システムを、共同開発することで合意したと発表した。1年以内をめどに開発を完了、
08年度の製品化を目指す。コニカのマイクロ総合分析システム「μTAS」と、
タカラバイオが開発した等温遺伝子増幅技術「ICAN」を組み合わせ、クラジミア菌
検出システムを開発する。
システムは検体(尿など)前処理装置、シングルユースの樹脂チップ、小型卓上分析
装置で構成する。核酸増幅試薬、ナノ粒子を用いた検出試薬を微細な流路内に搭載した
樹脂チップを使い、クラミジア菌を高感度・高速、全自動で検出できる装置を開発する。
現在検査センターなどで行っている酵素免疫測定法などは4―6時間を要し、病院が
検査依頼して結果が戻るには4―5日かかっている。新システムでは検査を1時間に
短縮する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000002-nkn-ind