【郵政公社】「ポストに入る」新型小包、実は入りません

このエントリーをはてなブックマークに追加
1Umaφ ★:05/01/07 12:18:23 ID:???
郵政公社:「ポストに入る」新型小包、実は入りません

 日本郵政公社が03年10月から始めた全国500円均一の
新タイプの小包郵便「エクスパック500」が、
「ポストに投かんできる」をうたい文句にしているにもかかわらず、
全国約18万6000基(昨年3月現在)の郵便ポストの7割以上で
サイズが合わず、投かん出来ないことが分かった。
宅配便とサービス競争を繰り広げている郵政公社の目玉商品だが、
利用者からは「民間業者との競争を意識するあまり、
利用客をつなぎとめようとする大風呂敷だ」との批判や不満の声が
上がっている。

 エクスパックは縦34センチ、横24・8センチの封筒型で、
A4用紙なら約200枚、ビデオテープなら3本入る。
500円で購入した後は、切手や重量計算なしで出すことができ、
速達郵便並みのスピードで全国に翌日配達される。
03年4月に東京都内の一部で試行したところ好評で、
初年度販売目標を500万通に設定して、半年後に全国で取り扱い始めた。

 しかし、ポストの差し入れ口の横幅が、A4サイズの郵便物が入る
29センチに広がったのは96年で、それ以前のポストの口は24センチまでしかない。
公社によると、幅広の新型ポスト設置は約5万4000基にとどまっており、
残りの11万基以上は折り曲げるなどしない限りエクスパックが入らない

 また、コンビニエンスストアのローソンに昨年から順次設置されている
約7600基のポストも、幅はあるが奥行きが足りず、ほとんどが利用できない

 公社のホームページには「一部の旧型ポストには入りません」との断りがある
しかし、エクスパックをよく利用している福岡市内の男性会社員は
「公共サービス機関として説明不足ではないか
『一部のポストで入らない』ではなく『一部のポストなら入る』とするのが正しいのでは
すべてに入るような封筒にするのが、本来のサービスだ」と憤る

 公社広報部は「盗難防止のため、差し入れ口はぎりぎりの大きさになっている
早急な改善は難しく、近くに新型ポストがなければ、
郵便局への持ち込みなどで対応してもらうしかない」と釈明している

ソ〜ス
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050107k0000e040056000c.html