http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000029-kyodo-bus_all 米メリルリンチと提携へ 三菱自、自動車ローンで
経営再建中の三菱自動車は27日、北米での自動車ローン事業で
米証券大手のメリルリンチと提携すると発表した。三菱自はメリルと同事業で新会社を設立、
新会社の株式の過半をメリルが保有する方向だ。
メリルと組むことで信用力を高めるのが狙い。
米国での自動車ローン事業は、三菱自の経営悪化要因の一つ。
新車販売後、一定期間が経過してから支払いが始まる特殊なローンを
設定したため大量焦げ付きが発生し、約900億円の損失を計上した。
北米事業については、フランスのプジョー・シトロエンと生産分野などで
の提携も模索しており、自動車ローン事業再編も合わせ、抜本的な見直しとなる。
三菱自は、一連のリコール(無料の回収・修理)問題などで販売が低迷。
5月に発表した再建策の見直し作業を進めている。
(共同通信) - 11月27日9時29分更新