日本航空と全日本空輸は16日、夏休み期間中(7月16日―8月15日)の
利用実績をまとめた。
国際線の旅客数は、イラク戦争や新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=
SARS)の影響で前年の夏休み期間(7月18日―8月17日)に落ち込んだ
ため、反動で両社とも大きく伸びた。一方、国内線は海外旅行に需要が
流れたこともあり、前年割れとなった。
国際線は日航が前年比27・8%増の67万4976人、全日空が同20・6%
増の19万2887人で、両社とも「新型肺炎前の2002年の水準に戻った」
としている。一方、国内線は日航が同6・7%減の421万1805人、全日空は
同1・8%減の417万4348人だった。
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040816i111.htm