切り花の花びらや葉から音が出る「花スピーカー」を、名古屋市の通信機器メーカー・レッツ
コーポレーションが開発した。花瓶に内蔵したコイルの振動が、水を介して植物そのものに伝わり、
花びらや葉がスピーカー代わりになって、音が出る仕組みだ。一般家庭や店舗向けに、花と音楽を
ともに楽しむ「癒(い)やしの空間づくり」を提案する。
普通のスピーカーは、電気が流れたコイルの振動を紙などの振動板が空気に伝えて音になる。
花スピーカーは植物を振動板として位置付けた。音を直接出す花びらは、通常の音量でかすかに
揺れるのが分かる。花瓶型では、生ける花はとくに問わない。また、土と伝導パイプを介して植物を
振動させる植木鉢型もある。花瓶や鉢自体からは音が出にくい素材を探し、植物が揺れすぎて
しまう低音をどう処理するかに工夫が凝らされている。
電池利用タイプやラジオ内蔵タイプなど5000〜5万円(税込み)の6種類を、7月下旬から
花屋などを通じて売り出す。
http://www.asahi.com/business/update/0710/003.html ノハ*゚ー゚ノノ USBに対応したら面白いかも