26 :
改訂版:
以前、深夜のカルピス工場に見学に行ったことがある。
工場長に引率されて無人の工場の中心へ向かう。
煌々と蛍光灯のきらめく長い廊下の先に、カルピス製造タンクがあった。
広く清潔な工場の真ん中に、どっかりと聳え立っている。
誰もいないはずの深夜の工場。しかし部屋の中は熱気がみなぎっていた。
巨大なタンクの向こうとこっちに女性社員と男性社員がずらっと並んでいる。
工場長の「開始!」の合図とともに一斉に服を脱ぎ捨て、男女ともにオナニーを始めた。
おかずは双方でオナニーをしている同僚社員、昼間制服のなかにある肢体を眺めながら
一心不乱にオナニーをしている。
社内恋愛をしているものもいるだろう、片思いの女子社員もいるだろう。
みんな会社のためにオナニーをしている。
ポチャ という音がしてタンクのなかに精液が飛び散った。
とろとろと白く泡立った愛液も流し込まれる。
大きなタンクのカルピスのなかに、泡だった精液と愛液が沈んでいく
俺「・・・なんでこんなことしているんですか?」
工場長「これがないとあの味が再現できないんですよ」
俺「あの味?」
工場長「カルピスを飲んだ後、のどに絡むものがあるでしょ、あれですよ」
ああ、あのタンのような白いものは精液だったんだ。
俺「じゃ、じゃあ女のコの愛液は何ですか?」
「ああ、あの味はね」と、工場長。
すこし照れたように「・・・初恋の味ですよ」