【IT】PtoPの本命？ Grooveが3度目のバージョンアップ――PtoPグループウェア

米Groove Networksは次週にも、同社のコラボレーションソフトウェアの3番目
のメジャーバージョンアップにあたる製品の提供を行う計画だ。

同リリースと合わせて、Grooveは従来の製品名である「Groove」を「Groove Virtual
Office」という名称に改める。価格についても、上位製品2つを20％値上げする。

同社はLotus Notesの開発者Ray Ozzieによって1997年に設立され、同社のデス
クトップPC向けPtoPソフトウェアは、主にビジネスをターゲットとしたスタン
ドアロンのコラボレーションソフトウェアとして喧伝されてきた。だがその後、
Grooveはコラボレーション機能やモバイル機能を拡張する道を模索しつつある。
（中略）

例えば、情報会社のReutersでは、Grooveを約100人の従業員の間で利用してお
り（今後1000人に拡大予定）、生産性の拡大に役立てていると、Reutersの戦
略革新グループで主査を務めるMandeep Singhは述べている。Grooveでは、移
動中などでもVPNの特別なネットワーク接続手段は必要なく、インターネット
に接続するだけで簡単にプロジェクトの進捗状況などの情報の同期が行える。
（以下略）

- Groove remodels its 'virtual office'（News.com）
http://news.com.com/Groove+remodels+its+%27virtual+office%27/2100-1012_3-5260933.html

- Groove Networks
http://www.groove.net/

# Lotus Notesを開発したRay Ozzie氏が立ち上げた会社がGroove Networksです。
　 GrooveはNotesのPtoP版ともいえるもので、ネットワークを介して簡単にワー
　 クスペースの共有が行えます。かなり重いソフトウェアなんですが、かなり
　 興味深い製品です。「PtoP＝ファイル交換」と考えている人にはぜひ使って
　 みてほしいですね（フリー版もあります）

2

何ができるの？教えてｴﾛｲ人

>>3
Outlook＋Notes＋Instant Messengerという感じです。機能としては、

・メール／会議室／スケジュール帳
・チャット／音声チャット／ファイル共有
・相手のオンライン／オフラインの確認

などが可能です。特に音声チャットは面白いですよ、電話回線くらいの帯域幅
があれば、複数人が参加しての音声会議ができます。

またOutlookやNotesなどとの最大の違いは、ワークスペースの強力な同期機
能です。通常、複数のユーザー間で「ワークスペース」と呼ばれる共有作業の
場所を作成して、会議室やスケジュール、ファイルなどの共有を行ったりする
のですが、もし自分がしばらくオフラインの状態で他のユーザーとのワークス
ペースに差分ができてしまっても、他のメンバーの誰か1人でもオンライン状態
にあれば、一気に差分ファイルをダウンロードしてきて同期できます。

ユーザー間の通信はHTTPベースなので、ファイアウォールも問題なく通過で
きるのが魅力です。異なる会社だろうが、国境を越えようが、インターネットに
さえ接続していれば、どのGrooveユーザーとでも通信できます。

5だったら同僚とｱﾅﾙ共有

6だったら>>5の取消に成功

GrooveNetworksって確かMicrosoftの傘下ですよね？
1系しか使ったこと無いけどボイスチャットの音質が結構良かった記憶があります。

>>7
そうです。同社の増資フェイズで、MSがパトロンになりました。

傘下とはいいつつも、けっこう自由な開発を許されているようで、MSの投資効
果として顕在化しているのはMSN Messengerとの連携くらいでしょうか。Groove
とMSNメッセで、相手のオンライン状況の確認やチャットが行えます。

音声チャットのできのよさは、意外なセールスポイントだと思います。

P2P の両側とも NAT の内側でも逝けるんでしたっけ？＞Groove

>>9
問題ないです。Groove.netへのHTTP通信をブロックされない限り、どのような
組み合わせでも通信可能です。

通常、MSNなどではファイアウォールが問題になる音声チャットも、Grooveで
は何の問題もなく通信できます。これが、音質と並んで、音声チャットの評価
が高い理由です。

>>8
今後、MSNメッセンジャーの機能として取り込まれたりしないんでしょうかね。
そうしたら一気に普及すると思うのですが。

>>9
今はどうなってるか知らないですけど、古いヤツは公開プロクシみたいな
中継サーバー経由でNATの内側から繋げましたよ。
（単体で直接繋いだことがないんですが。）

現実の運用を考えると、結局は誰かが常設ノードになっていなければならなくて、
それじゃサーバ立ててるのと何が違うんでしょうか。

俺頭古いか。

>>11
MSNメッセの機能として取り込まれるといいなぁ、とは思ったことはありますが、
考えてみたら、Grooveってかなり重いんですよねｗ　標準機能にするには、
ちょっとつらいかな、という気がします。

これが初めて世に出た当時のノートPCの平均スペックがPentium-500MHzで、
かなり我慢しながら使っていた記憶があります。いまのマシンなら問題ないと
思いますけど。

>>12
Notesでは、サーバとしてDominoがあることが前提でしたよね。データは基本
的にサーバ上に集積され、クライアント上にレプリカを作成できるのは、オフラ
インで参照するためだけということで。

Grooveでは、基本的にはすべての端末がピア（Peer）に接続され、完全に平等
です。いちおう、ワークスペースを最初に作成したユーザーがホストみたいな
感じにはなりますが、他のユーザーが同期のために、必ずしもホストのマシン
に接続する必要はありません。

そもそも、複数人でワークスペースを共有するのがグループウェアなのです
から、相手がいないのに同期させる必要はない気がします。

>>13
たしかに.netを全面に押し出して重かったですねぇ。

うーん、同期させるということは、すべての端末にＤＢのコピーを置くのと同じ意味なんだろうか？
資源の無駄遣いのような．．．

>>16
今までサーバーのみに負荷が集中していた部分を、P2Pによるクラスタ化により負荷分散していると考えれば、
ノーツを数百人から数千人規模で使った際の苦痛を劇的に解消する方法としては間違っていないと思うよ。

おぉ、まだ潰れずに続いていたのか。ちょっと使ってみよう。

>>18
MSがそう簡単に引き下がるはずがないしね。
XBoxとかXBoxとかXBox。

>>18
Version 2.0で、すでに使えるレベルになっていましたからね。
機能的にはすでに十分かな、という気がします。

個人的には、あとMac OS X版なども用意してもらえると、
通信相手が増えて面白いかなと思ってます。