ジェット噴射で時速約八十キロの猛スピードで航行
超高速船で観光も加速
東京−館山−下田、7月2日からモニター運航
東京−下田2時間15分、夢広がる海上ルート
東京と南房総(千葉県)、伊豆半島を東海汽船の超高速船(ジェットフォイル)で結ぶ海上観光ルート
を検討している国土交通省関東運輸局は二十六日、東京−館山−下田航路のモニター運航を
七月二日から三日間行うと発表した。館山−下田港間を一時間半で行き来できる超高速船の船旅で、
南房総と伊豆観光を一度に楽しむ周遊コースの設定と、両観光地の道路渋滞解消がモニター運航の
目的だ。
東京と館山、下田間のモニター運航には東海汽船の最新型水中翼船「セブンアイランド」(二八〇トン、
乗船定員二百六十六人)が使用される。海水をジェット噴射して時速約八十キロの猛スピードで航行し、
東京−館山間を一時間十五分、館山−下田間が一時間半、下田−東京間が二時間十五分で結ばれる
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/sizuoka/040427/kiji01.html 下田〜房総に航路試設
7月に関東運輸局 ジェット船で結ぶ
関東運輸局は26日、伊豆半島と南房総を旅客船で結ぶ航路開設に向けて、東海汽船の
ジェットフォイルによるモニター運航をすると発表した。7月2〜4日で、
東京(竹芝)、南房総(館山)、伊豆(下田)を結ぶ周遊コースを設定し、東京から2泊3日の
伊豆と房総のツアーなども計画する。
ジェットフォイルは266人乗り。ジェットエンジンで海水を噴きだして進む「海のジェット機」
とも呼ばれる。東京−館山(料金2500円、80キロ)を1時間15分、
館山−下田(2500円、96キロ)を1時間半、東京−下田(3500円、157キロ)を2時間15分
で結ぶ予定だ。
同局は伊豆と南房総の活性化を図るため、観光的魅力を持つ両地域を一度に体験でき、
「船旅」も楽しめる海上ルートの開設を検討している。
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=10553