電通は5日、中国のテレビ番組・映画制作大手の上海電影集団(上影集団)と、中国で合弁会社を設立することで合意した。
新会社は上影集団が持つ映画・アニメ主体の放送局への番組供給や広告販売などを手がけるほか、他の放送局にも番組を販売する。
日本のアニメなど映像コンテンツを中国へ本格発信し、広告市場の開拓につなげる。
電通の子会社の北京電通広告が49%、上影集団が51%を出資して合弁会社を今月中旬に設立する。資本金は2000万元(1元=約13円)。
新会社は、上海のCATVに映画やアニメを供給する上影集団系の「上海東方映画チャンネル」の番組調達や宣伝、広告枠の販売を推進する。
番組は北京、広州、重慶など中国他都市の放送局にも販売していく。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040405AT1D0400Y05042004.html